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2017年10月28日 (土)

ブレードランナー 2049

Br_2049
 アメリカ
 SF
 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
 出演:ライアン・ゴズリング
     ハリソン・フォード
     ロビン・ライト
     ジャレッド・レトー


                                                                                  【物語】     (シネマトゥデイ)
 2022年にアメリカ西海岸で大規模な停電が起きたのをきっかけに世界は食物供給が混乱するなど危機的状況を迎える。
2025年、科学者ウォレスが遺伝子組み換え食品を開発し、人類の危機を救う。そして、元捜査官デッカードが突然行方をくらませて以来30年の月日が流れた2049年には、レプリカントの寿命に制限がなくなっていた。

 前作の公開から30年以上の時が経ち、いまだ絶大な人気を誇る「ブレードランナー」の続編となる本作。
正直なところSFはあまり得意ではないけれども、深いテーマ性と何より巨匠リドリー・スコット監督の静謐で重厚な作風から「エイリアン」同様に数少ないお気に入りのSF作品でもあるし、デッカードとレイチェルのその後を知りたくもありだったんで、やっぱりダメだったの返り討ち覚悟で観に行ってきた。

 レプリカントの意思云々だけでもついて行くのがやっとなのに生殖(人間とレプリカントの間にできた子供?)だの、同様に意思を持つホログラムの女性と生命を持つ人間と持たないけれども人間の姿をした面々との間にある境界が解らず、なにがなにやらのチンプンカンプン無双に…正しいかどうかは「?」だけれども前作同様に「命」とか「意思決定」であったのかなぁと。
正直なところいまいちストーリーが掴みきれてねぇってぇのが実のところであり、同じSF作品なら「インディペンデンスデイ」程度に軽~く観られるものがオレには向いているようで、そんなワケで見事に返り討ちに。
 うどん屋の屋台とか漢字があふれた日本テイストの雑踏の踏襲(前作、やはりリドリー・スコット監督の「ブラックレイン」ほどの湿気感は感じられず)と前作でデッカードの相棒だったガフ(「バトルスター・ギャラクティカ」のアマダ艦長役のE・J・オルモスだったとは知らんかった)の登場としかも折り紙を折っているエピはウレシかった。それも折ったのが羊ってぇのも心憎い。
終盤での巨大な倒壊した裸婦像の数々に江戸川乱歩の「パノラマ島奇譚」「影男」「大暗室」あたりを想起させられたくらいが感じ入ったところかな。

 ライアン・ゴズリングの愁いを帯びながらも無表情な感じがとても印象的。前作のショーン・ヤングに変わってのヒロイン、ジョイ役のアナ・デ・アルマスもカワイかったし、あと役名ど忘れしたけどダリル・ハンナばりに強かったKを追う女性シルヴィア・フークスのふたりの女性の存在に目が行った。

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コメント

風情さん☆こちらにも
羊の折り紙良かったですね~♪
レプリカントの憂いと、人間とレプリカントの境界線の曖昧さがテーマだけに、もうどれがレプリカントで誰が人間か判らなくなってしまいますよね。
それこそが近未来へ向かう人類への警鐘なのかなと思いました。

コメント感謝です♪

本作のジメっとした退廃的な雰囲気やレプリカントの憂いのテーマ性も響くものありも難解でどうもなんですよね。
昨今のAI技術の飛躍的向上の世界と併せて考えると、ここでのレプリカントたちの感情等も決して絵空事ではない恐怖心も覚えます。
とにもかくにも深いものよりお手軽なSFがボクには向いてるようです…r(^^;)

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