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2017年7月 2日 (日)

ディストピア パンドラの少女

The_girl_with_all_3
 イギリス&アメリカ
 SF&ホラー&ドラマ
 監督:コーム・マッカーシー
 出演:ジェマ・アータートン
     パディ・コンシダイン
     グレン・クローズ
     セニア・ナニュア


【物語】     (シネマトゥデイ)
 パンデミックにより人類の大多数が捕食本能に支配され凶暴化し、社会が崩壊した近未来。
イングランドの田舎町にある軍事基地では、ウイルスに感染しながらも思考能力を保つ子供たちセカンドチルドレンから、
全世界を救うワクチンを開発する研究が進められていた。
ある日、その子供たちの中に知能を持つ少女メラニーが現れ…。

 海賊と忍者のどちらを観るかで散々悩むも、正直なところ人気海賊シリーズはとうの昔に飽きてるのが本音。また忍者の方はオモシロそうだけれども主演のアイドルがあまり得意じゃないことから結局どちらもスルーすることに。
そんなワケで、あまり得意ではない暗めのSFだけれども先の2作品より惹かれるところが大きくあったので、本作を張り切って観に行ってきた。

 大きく惹かれたとはいえ、フェイスガードを装着した少女がデザインされた本作のチラシを観て直観的にオモシロそうと思え、実のところストーリーや設定に関しては本編を観るまでまったくチェックを入れてなかったうえに冒頭の密室空間で展開される退廃的で不穏なSFチックな空気がかなりヨカッタだけにゾンビサバイバルものであったことに気持ち戸惑いを覚えたのが実のところ。
 緊迫感あふれる前半と失速した後半と落差があるものの「バイオハザード」のようにケミカルなものによる人為的なゾンビ化ではなく、真菌によるパンデミックという自然発生であるあたりや、感染時妊婦さんから生まれた子はウィルスと共生することができ、他のゾンビと比べると若干の知性や感情を備えたセカンドチルドレンたちの存在や、普段は動かずも人間の匂いや物音、動きに反応するというまるでキョンシーのようなゾンビ(キョンシーもゾンビなんだけどね…。)の設定はオリジナリティ性が高くあったし、メラニーの存在をギリシャ神話のパンドラのエピと準え、教育がのオチも一風変わっていてオモシロい。
 荒廃したロンドンの街並みがあまりにもよく出来ていたんで感心したんだけど、なんでもチェルノブイリ近郊の街だか村で撮影したとのことで、どうりで荒廃ぶりがリアルなワケだと納得。人の声ぽくもあり、テルミンの音ぽくもある音と、宗教的であり癒し系にも聴こえなくもない異様で不安を掻き立てる音楽が素晴らしい。
また、オレのようにワンコやニャンコがつらい目にあうシーンが苦手な人はご注意あれ。

 メラニーに対して母性愛を見せるジャスティノー先生役のジェマ・アータートンってお初にお目にかかる女優さんかと思いきや「007 / 慰めの報酬」「パイレーツ・ロック」や他の作品でチョイチョイ目にしていたらしい。どことなくお気に入りのブライス・ダラス・ハワードに似ていなくも。使命感と自己の好奇心から破滅していくコールドウェル博士役のグレン・クローズの存在感はさすがのひとこと。実のところ彼女が登場したときどこのオッサンかと思ってしまった…。

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