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2017年6月17日 (土)

パトリオット・デイ

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 アメリカ
 ドラマ&サスペンス
 監督:ピーター・バーグ
 出演:マーク・ウォールバーグ
     ジョン・グッドマン
     ケヴィン・ベーコン
     J・K・シモンズ


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 2013年4月15日。アメリカ独立戦争開戦を記念して毎年開催されるボストンマラソンで、ギャラリーの歓声を受けながら多くのランナーが疾走していた。そしてすさまじい爆発音がとどろき、煙が吹き上がる。街がパニックに包まれる中、FBIは爆発をテロと断定。ボストン警察のトミーは、捜査の指揮を執る捜査官リックらFBIとぶつかり合いながらも共に犯人を追う。やがて、黒い帽子の男と白い帽子の男の存在が捜査線上に浮かび…。

 まだ記憶も新しいボストンマラソンで起きたテロ事件の犯人を追う実録ものの本作。
先日もイギリスで有名女性アーティストのコンサート会場を狙った本作同様のソフトターゲットとされるテロが起きたばかりということもあって観ておくべきかなぁと。というのは建前でホントは、ご贔屓のマーク・ウォーバーグス主演だし、何より捜査機関の実録ものが大好きということもあり、期待していた作品だったんで、張り切って観に行ってきた。

 事件が起きたのが4年前のことだから記憶も新しいと思ったけれども、本作を観てみれば犯人による中国人男性を人質に取ったり、銃を奪うために大学の警備員を射殺、郊外の街中で警官隊と銃撃戦を展開と、犯人逮捕に至るまでに多々の出来事が起こっていたようで、この辺のことは今までまったく知り得なかったことなんで驚きだったし、普通の殺人事件とかならば地元警察とFBIとの確執等があったりするんだろうけど、テロという非常事態時だからこその協調姿勢は、国の保安=愛国心の現れを垣間見た思い。
 記録映画のようなカメラワークはとても臨場感と緊張感があったし、捜査にあたった捜査官たちだけではなく、不幸にも被害にあった被害者たちの以前以後のそれぞれの日常、ラストでの本人たちによるコメントはとても胸を打つものがあると同時にその前向きな姿勢にも感動。また、シートを掛けられた子供の死体のそばで見張り番をする警官の表情と、運ばれていく子供に向かって敬礼で見送るシーンがとても印象的。
 本作とは関係のない話しになるうえに、3年前まで愛煙家だった身で言うのも何なんだけど、J・K・シモンズ演じるピュジリーズ署長がタバコを吸うシーンを観ていて、歩きタバコによる焼けコゲやヤケド被害、今話題の受動喫煙による健康被害と、タバコもテロに近いものがあるかも知れないなぁと、思ってみたりみなかったり。

 マーク・ウォールバーグが演じるサンダース巡査部長は架空の人物とのこと。だけに何故にヒザを痛めた設定だったのかが気になって仕方がない…リアルにヒザ痛だったかも…。
ジョン・グッドマンにJ・K・シモンズと捜査機関に属した面々の俳優陣の渋さといったらで、取り分けてケヴィン・ベーコンのクセの強さを消した抑えた演技は最高のひとこと。

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