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2017年5月27日 (土)

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ

C507434es
 イタリア
 ドラマ&アクション
 監督:ガブリエーレ・マイネッティ
 出演:クラウディオ・サンタマリア
     ルカ・マリネッリ
     イレニア・パストレッリ
     ステファノ・アンブロジ


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 テロが頻発するローマ郊外。チンピラのエンツォは、ひょんなことから人知を超えた力を手に入れる。ある日、エンツォが慕う“オヤジ”が殺害されてしまう。オヤジの娘のアレッシアは、エンツォを日本製アニメ「鋼鉄ジーグ」の主人公・司馬宙に重ね、二人の距離は少しずつ近づいていく。そんな中、闇の組織のリーダー・ジンガロの脅威が迫り…。

 先日の「マジカル・ガール」のように日本カルチャーに影響された欧州の作品、日米以外でのヒーローものも珍しくありと、ともに興味深くあるところなうえに、なんでも本国イタリアでも大ヒットしたとのことなんで、公開を愉しみにしていた作品なんで、張り切って観に行ってきた。

 題材となっている巨匠・永井豪原作の「鋼鉄ジーグ」は世代的にオレよりやや上のことなんでアニメを観た記憶はまったくと言っていいほどに無い(たとえ観たとしても再放送)ところなんだけれども、ナゼかマグネットで頭部や腕を脱着できる超合金を持っていて、頭部のところに腕や足を付けて遊んでいたことはよ~く覚えている。
 「鋼鉄ジーグ」のどうでもイイ思い出はここまでとするとして、あることがきっかけで怪力という異能を手にしたチンケな犯罪者エンツォが、「鋼鉄ジーグ」のアニメを愛する心を病んだアレッシアと出会い、彼女の純真無垢の想いと愛の導きによってヒーローに目覚めていく云々は「スパイダーマン」「キックアス」をベースに「アンブレイカブル」(ヒーロー誕生譚)の趣といった具合で、随所でベタなれどグっとさせる演出も多くかなり見応えのある作品。
 不死身なワケでも、空を飛べるワケでもなく、エンツォが手にした異能も怪力と驚異的な治癒能力(ただし欠損した場合は欠損したまま)のみという微妙さや、ムサいおっさんで何かというとヨーグルト食いながらAV鑑賞、アレッシアとデート中も我慢できずに更衣室でヤったり、おまけに走り方はドタドタで、カッコイイところひとつもなしの欲望の人ってぇ設定は結構ツボ。
だけにヒーロー覚醒してからのカコ良さは眩いばかり。また、敵のマフィアのボスであるジンガロも同じ怪力能力を手にしてからの狂気さらに覚醒はジョーカーを彷彿させられ適役として合格。
そんなこんなで、素直に続編が観たいと思わされた。

 劇中ではかなりムサさが出てたけど、他の画像なんかを観ると普通にカッコよくあるエンツォ役のクラウディオ・サンタマリアと、こちらも劇中よりも他の画像の方が美人に見えるアレッシア役のイレニア・パストレッリの2人をイタリアの俳優さんにあまり詳しくないんで、これを機に覚えておくとしよう。

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