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2017年2月 5日 (日)

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

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 アメリカ
 ファンタジー&アドベンチャー&ドラマ
 監督:ティム・バートン
 出演:エヴァ・グリーン
     エイサ・バターフィールド
     ジュディ・デンチ
     テレンス・スタンプ


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 少年ジェイクは、現実と幻想が交錯する中で、奇妙な子供たちが暮らす“ミス・ペレグリンの家”を見つけ出す。子供たちが不思議な能力を持ち、ひたすら同じ一日を繰り返す理由を知る一方で、彼らに忍び寄ろうとしている危険に気付くジェイク。
さらに、ミス・ペレグリンの家へと導かれた理由と自身の役割を知り、やがて真実が明らかになるとともに、子供たちに思わぬ変化が起こるが…。

 ここ最近、同じ俳優さんで同じような内容が続いている印象ゆえか、以前のような強烈な魅力が色褪せてきた感が強くあるご贔屓の監督さんの一人であるティム・バートン監督の新作。
本作はいつもの白塗り俳優が顔を見せてないし、どことなく氏の傑作で大好きな「ビッグ・フィッシュ」の趣を感じられなくもで、ここ最近の中でいちばん期待させてくれるものがあったんで、張り切って観に行ってきた。

 異能力の子供たちはみな魅力的だし、彼らが団結してモンスターと対峙もオモシロくティム・バートン節炸裂!ってぇやつで楽しませてもらった。 それでいてただオモチャ箱をひっくり返したワチャワチャとしたここ最近の作りとは違って思いのほか丁寧に作り込まれてて、以前のティム・バートン監督が戻ってきたってぇ感じを強烈に感じられたのが何よりウレシイ。
ファンの人には申しワケねぇけど、白塗り…ジョニー・デップを起用しないほうが、ティム・バートン監督はオモシロイ作品を取れるような気がしてならない。
 舞台が1940年代の欧州、ポーランドと施設のワードから鑑みると異能力者とはユダヤ人のことのようだし、そうなると当然モンスター=SSと捉えることができたりで、本作も「ナルニア国 第一章」同様に欧州におけるナチスとの攻防をファンタジーのスタイルで綴った印象をうけた。
 体内にハチを飼ってたり、二口女だったりと異能力を身につけた個性豊かな子供たちがみな魅力的。夢を投影する能力のホレースが手前ぇの能力じゃ敵に対して何もできないと解っていながらダメもとでバロンの前に身をさらし能力を使うも案の定…の表情を見せるシーンはオチ的な要素が強くあったけど、これは彼の男気をであって、オレはこういう気概を大いに評価する!
最後の最後に見せた双子の能力になるほど、活躍に拍手。

 ジェイク役のエイサ・バターフィールドってどっかで観たことあるなぁと思ったら「エンダーのゲーム」(結構好きだったから続編があれば観たいところだ。)や「ヒューゴの不思議な発明」に出てた子だったのか。
ミス・ペレグリン役のエヴァ・グリーンは役名がタイトルになっているワリには見せ場があったワケではなく物足りなさを感じなくも。敵のバロン役のサミュエル・L・ジャクソンはぶっちゃけ何を演ってもサミュエル・L・ジャクソンで正直なところジョニー・デップ同様に見飽きた感は否めず。

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