« トッド・ソロンズの子犬物語 | トップページ | ドクター・ストレンジ »

2017年1月28日 (土)

マグニフィセント・セブン

1e3c502es
 アメリカ
 アクション&西部劇
 監督:アントワーン・フークア
 出演:デンゼル・ワシントン
     クリス・プラット
     イーサン・ホーク
     ヴィンセント・ドノフリオ


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 悪漢バーソロミュー・ボーグによって牛耳られ、絶望を感じながら生きているローズ・クリークの町の人々。住民の一人であるエマ・カレンは、賞金稼ぎのサム、ギャンブラーのジョシュ、流れ者、拳銃の達人といった7人の男を雇って、バーソロミューの手から町を救い出すように頼む。金のためと割り切って戦いに身を投じるサムやジョシュだったが…。

 日本のチャンバラ劇、中国語圏の古装劇ほどに惹かれるものがないことから好んで西部劇を観ることはあまりないんだけれども、オリジナルの「荒野の七人」だけは豪華すぎるキャストも手伝って好きで幾度となく観てきた作品だし、何より久々の本格的な西部劇という印象を受けたりもしたりで、なんだかんだ期するところが大きくあったんで、張り切って観に行ってきた。

 勧善懲悪のど真ん中の直球勝負の作りは気負わせることもなく、ちょこちょこっと変更はあったけれどもそれ以外はオリジナルをきちんと踏襲していて、誰それはアレだなとオリジナルとの比較しながらも楽しく、終盤での町あげての熱い大攻防戦は戦略もあって興奮。町を去る男たちを見つめる少年の姿に「イイ保安官にないそうだな」と力強さを感じさせられ思わずジワリと。
また、劇中ではアレンジしたものが使われていていたけど、クレジット時でビシっとオリジナルのスコアを流したことで最後の最後にきて興奮がさらに倍といった感じ。
 個々のキャラも立ってたし、キャストも好きな俳優さんたちが多く顔を揃えていたから何ら文句はねぇところだけれども、黒人、アジア系、メキシコ、ネイティブとチームの構成を鑑みると去年のアカデミー賞でも話題になった人種差別問題と、やたらと教会が出てきたことを思うと宗教云々の含みが、大きく関係しているように受け取れ、なんとも当世というか社会性が色濃く反映されていると邪推したくも。西部劇なんだからというワケでもねぇけど、別に白人だけでもイイじゃんとも思うし、アメリカの多様性というのも解らんでもないけど、そこまで何から何まで世評におもねる必要性もねぇんじゃねぇかなぁと。
ご贔屓のイ・ビョンホンは大好きなナイフ使いの役どころだったし、思いのほか似合っていてカッコ良くあったけど、それでもやっぱり西部劇にアジア系は違和感は拭えなくもだったしね…。

 己の思うままに正義と無私の戦いに身を投じた7人の男たち全員カッコイイの一言。
過去に囚われ人を撃てなくなった臆病なスナイパーのグッドナイト役のイーサン・ホークと、その相棒投げナイフ使いのびりー役のイ・ビョホンのコンビがやたらとカッコイイ。そしてヒリヒリすような緊張感を漂わせる投げナイフ使いの役はアジア系がよく似合うことが判明。
 当時のガトリング砲にあれだけの射程距離が取れたのかと疑問に思わなくなもだけど、やっぱりガトリング砲はガトリング砲で登場すればヒャッハ~~ッ!だわな。欲を言えば敵方に、メンバーと因縁のある凄腕のガンマンの一人いてもヨカッタかなぁと。

« トッド・ソロンズの子犬物語 | トップページ | ドクター・ストレンジ »