2022年12月31日 (土)

22年 劇場で観た作品タイトル Index

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   22年 劇場で観た作品タイトル Index

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2022年7月 3日 (日)

ラストサマーウォーズ

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 日本
 青春
 監督 : 宮岡太郎
 出演 : 阿久津慶人
      飯尾夢奏
      羽鳥心彩
      井上小百合
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 映画好きで内気な性格の小学 6 年生の 宮竹陽太 は、思いを寄せる同級生の 高梨明日香 が転校すると知り、彼女をヒロインに映画を撮りたいと考える。
映画好きな担任教師の 土方 や兄の 匠 、同級生たちに協力してもらい、スマートフォンなどを駆使して映画作りに奔走する。
 
 「 映画 『 映像研には手を出すな! 』 」 、 「 サマーフィルムにのって 」 と、近年の邦画は映像制作に関するものが流行りなのだろうか? まぁ何にせよひと夏にかける挑戦の青春譚を堪能してぇのが最前提として、出演の 元乃木坂ちゃん の さゆ ( 井上小百合 ) を観たくもありと何かと期待している作品ってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 主人公たちが高校生ではなく小学生、また 80 分という短尺、そして父兄の描写がディフォルメし過ぎと、先述の作品らと比べると何かにつけ稚拙… 子供向けの印象。 それでもこれまた先述の作品らと同様に何かを始めること、やり通すこと、そして大人は子供の夢に口出しするのではなく見守り、サポートしてやれのメッセージ性に胸を熱くさせられたし、素直に彼らが作り上げた 「 ラストサマーウォーズ 」 を観てみたいという気持ちに。 オレが高校の時に考えた物語より絶対的に出来がイイと思うわ。
 映画好きの主人公 陽太 は小学生にもかかわらず引き合いに出てくる作品群のタイトルが 「 エイリアン2 」 だとか 「 激突 」 と現代っ子からするとかなりクラシカルなものばかりで、子供ながらに渋いチョイスは好 & 高ポイント。
そんなこんなで、、大人も子供も楽しめる夏休みにはうってつけの作品といったところ。
 
 登場した女の子たちがみな美少女なうえに、三者三葉のキャラ立ちをしていてとてもヨカッタ。 逆に男の子たちが普通すぎて女の子たちの引き立て役ぽくなっちゃったかなぁと思わなくも。
作品的には同乃木坂メンバーで親友の まりか ( 伊藤万理華 ) の 「 サマーフィルム~ 」 に軍配も、演技はグループ在籍時から断トツで舞台経験が豊富だっただけあって演技はさすがの さゆ ( 井上小百合 ) に軍配。
運よく舞台挨拶で、いま一度 さゆ を目にできてヨカッタ。

2022年7月 2日 (土)

ブラック・フォン

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 アメリカ
 ホラー & サスペンス
 監督 : スコット・デリクソン
 出演 : イーサン・ホーク
      メイソン・テムズ
      マデリーン・マックグロウ
      ジェームズ・ランソン
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 子供の失踪事件が相次ぐアメリカ・コロラド州の町。 気弱な少年 フィニー は、ある日マジシャンを名乗る男と出会い無理やり車に押し込まれ、気が付くと地下室に閉じ込められていた。 その部屋には頑丈な扉と鉄格子の窓、断線している黒電話があり、通じないはずの電話が突如鳴り響く。それは、この部屋の真実を知る死者からのメッセージだった。
一方、 フィニー の失踪にまつわる予知夢を見た妹の グウェン は、夢を手掛かりに兄の行方を追う。
 
 サイコパス、幽霊、超能力、そしてあの 「 ブラムハウス 」 に、くせ者 イーサン・ホーク となれば、これはもぅ絶対に怖オモシロいに間違いのねぇところだろうし、もしこれでハズれたとしても悔いはねぇかなってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 全体的に何年か前に公開された 「 サマー・オブ・84 」 の趣に似てたりと、この手の作品の宿命としていろいろと既視感があるのは否めないものの、そこに幽霊や超能力が絡み、脱出劇もありとハラハラドキドキさせられ、不気味で怖くもありでオモシロかった。
閉じ込められた地下室にある黒電話を介して フィニー にコンタクトを取ってくる過去の被害者たちの魂によるアドバイス通りに フィニー が行動を起こすもどれも、投げっぱなしの中途半端なもんだから 「 ただの尺稼ぎ? 」 なんて思ったりもしたけれども、そのひとつひとつのアドバイスが後に回収されてああいう風につながったことに 「 なるほど! 」 と素直に感服。
 また、フィニー と妹の グウェン の決して悪い人ではない飲んだくれの親父さんとの、関係やそれまでの経緯も深くはねぇけれども語られていて、この辺のエピもサスペンスパート同様に見応えがあったなぁと。 フィニー は電話つまり霊のコンタクトを感じられるということは グウェン に予知夢があるように彼には 【 霊感 】 を母ちゃんから引き継いだと解釈してイイのだろうか?
そんなこんなで、先日の 「 炎の少女チャーリー 」 同様、一部の際立った演出や最後の捻りは、さすがブラスハウス といったところ。
 
 フィニー は陰キャっぽいのに ロビン とか ブルース といった不良や人気者から好かれるタイプのようで、この辺になんか妙なリアリティを感じる。 その真逆で F ワード連発、石くれで思いっきりいじめっ子の頭を殴りつけるファンキーな妹 グウェン の存在も光る。
父親役の ジェレミー・デイヴィス 久々に拝顔できてちょいとウレシい。

2022年6月26日 (日)

アンテナショップ で買い物 【 広島県 】 編

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  あまり食にこだわりのないオレの出先でのランチといえば、 日高屋 をはじ
 め マック、吉野家 & 松屋 に 丸亀製麵 と安定の味を求めがち。
 そんなオレでも、5 回に 1 回の割合ぐらいで、他のものを食べたくなることが
 あり、先日急に お好み焼き を無性に食いたくなったんで、近くにないかと検
 索すると、広島県の アンテナショップ 内に 広島焼き 屋さんがあったんで、
 これ幸いと行ってきた。
  それはそれとして、何か買おうと店内を物色していると 【 オオサンショウウ
 オ こんにゃく 】 なる魅力駄々洩れの商品を発見し、迷うことなく即購入。
 こんにゃくの質感もさることながら、さらにリアリティを出すためにタラコの粒を
 混ぜているとのこと。 とにもかくにもキモかわいい♪
 出汁がよくしみ込んでるし、タラコのぷちぷちの触感も良く、思いのほかおい
 しい。 ただやっぱり口に運ぶとき、キモいなぁの感情が勝ってくる。
 
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2022年6月25日 (土)

クリーチャーズ / 宇宙から来た食人族

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 イギリス
 ホラー & SF & コメディ
 監督 : トニー・ジョピア
 出演 : ロマン・バルベ
      斎藤莉奈
      クリス・キリヤク
      アンドリュー・グリーヴス
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 宇宙を救うパワーを秘めた小動物型 エイリアン “ マンピー ” が、小型宇宙船に乗って地球にやって来る。
さらに地球侵略をもくろむ肉食エイリアン軍団も マンピー を追って巨大円盤型 UFO で襲来する。
イギリスの片田舎にある天文台を研究旅行で訪れていた大学生たちが彼らと遭遇したことで、大学生たちは地球を救うため、人間を食らうエイリアンとその手先となったゾンビたちと死闘を繰り広げることになる。
 
 映画配給会社の 「 TOCANA 」 が 「 エクストリーム 」 と社名変更し、その第一弾の本作が公開。
新たに社名変更しようとも 【 詐欺まがいのプロモーションで愛すべき おバカ映画を皆様のもとにお届け 】 のスタイルは変わることはねぇのは間違いのないところ。 まぁ何にせよ、今後も期待してます、お世話になりますってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 「 グレムリン 」 を筆頭に数ある SF ホラーの名作のイイとこ取りだから、オモシロそうに思うも、これが驚くほどにそうでもない。
そのうえ内容のワリには必要以上に長尺なもんだから、終盤は全力でダレきってしまった。
食人エイリアン自体がかなり小柄だから人体を丸々喰らうのではなく噛みついて一部を嚙みちぎる程度で、それで食人と謳われてだもだし、おまけにゾンビ化させてしまうというのも解らん話でも、さもありなんってぇところなんだけれども…。
唯一の日本人の アカネ と 大学の先生の無双っぷりだけが印象に残るほかは、登場人物が多くて最後の方ではもはやダレが死んで、ダレが生き残ってるのかの把握しきれなくあったかなぁと。。
 低予算なうえに、それほど練られ丁寧につくられた作品じゃあねぇから、その辺をあぁだこうだ言うのは野暮ってぇやつなんだろう。
まぁ何にせよ、同配給会社の作品をそれなりに観てきたけれども、その中でもヒドいというか、いっちゃんつまらんかった…。
 
 上映後、アカネ 役で出演した 斎藤莉奈 なる女優さんの舞台挨拶があり、その進行をつとめた女性 MC が、聞くことはちゃんとを聞いてはいるけれども、こっちとしてはもっと突っ込んだ話が聞きたいのに、本編とはあまり関係のない不思議体験のはなしをふたつも長々とさせとヘタというか、他にも多々頭の悪さを披露し、せかっくの舞台挨拶が… なんか 斎藤莉奈 さんが気の毒になってしまったよ。

2022年6月19日 (日)

オレ的 お宝 GET! 「 DVD 恋する惑星 」

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  長年、欲しい欲しいと思いながらも、もはや廃盤であることで、Amazon や
 ヤフオク でも中古、レンタル落ちにもかかわらず、ボッタくり価格ゆえになか
 なか手に入れることが叶わずにあった 「 恋する惑星 」 の DVD を何気なく入
 った ブックオフ で運よく出会え、念願叶ってようやく手に入れることに。
  久々にスロットで 5 万円オーバーの勝ちを皮切りに アプリゲーム の ガチ
 ャ でも無課金で SSR のカードを引き当てたりと、この日は何かと運がついて
 いて、〆にこの DVD を見つけ、価格も Amazon や ヤフオク の半値だし、新
 宿や秋葉原、上野のブックオフにもなかったのに地元の近所の店舗で見つ
 けられてと最高の一日とあいなった。
 日本語吹き替えも無けりゃ、特典映像といったものも無いけれども何の支障
 もなく観られるんで、まったくもって無問題。

 

2022年6月18日 (土)

炎の少女チャーリー

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 アメリカ
 ホラー
 監督 : キース・トーマス
 出演 : ザック・エフロン
      ライアン・キーラ・アームストロング
      シドニー・レモン
      カートウッド・スミス
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 生まれながらに火を発生させる パイロキネシス の力を持つ少女 チャーリー 。その能力は成長と共に増し、 10 代を迎えるころには感情の揺れに呼応して暴走するようになり、彼女自身も制御できなくなってしまう。 そんな娘を父 アンディ は周囲から隠し、懸命に守ろうとする。 しかし、 チャーリー の存在に気付いた秘密組織が彼女を軍事利用すべくスパイを放ち、親子は逃亡する。
 
 スティーヴン・キング 氏の初期の頃の作品である本作を約 35 年ぶりにリメイク。 ここ最近、長いスパンを経てのリメイク、続編がオモシロくあるし、またその年の個人的ベスト映画トップ 10 にランクインした 「 透明人間 」 の 「 ブラムハウス 」 が制作とのことで期待大ってぇことで張り切って観に行ってきた。
 
【 ネタバレ要注意 】
 公開にあわせて約四半世紀ぶりに原作を再読。 読んだのも ドリュー・バリモア 版の前作を観たのもだいぶ前のことで、忘れていたところが多々あり、そこを補完できたんで再読しておいて大正解。
 それはそれとして、スティーヴン・キング 氏 + 「 ブラムハウス 」 の組み合わせに必要以上に期待しすぎちゃったかなぁ… それなりに変更やアレンジを加えつつも、ほぼほぼ原作通りのつくりは評価するも、そのアレンジ等が利いているか? と問われればそれほどだし、 キング 氏の初期の作品によく見受けられる図らずも異能を手に入れてしまった能力者の悲哀といった根幹の部分がかかなり薄くあった印象。 また説明不足なところも多々あり、取り立てて悪くかぁねぇけれども良くもなしの 【 The 普通 】 といったところ。
 原作では憎たらしいけれど魅力ある敵役だった殺し屋の レインバード。 本作でも同様の位置づけなれど、いろいろとアレンジが加えらたことで憎たらしさが半減した反面、 欠如していた人間味が感じられ、この辺は原作より好きかなぁと思えもすれば、取り分けてリミッターが解除された チャーリー の姿に 神 の存在を見出す的な演出も個人的には良。
何にせよ、 「 ブラムハウス 」 ならもうちょいどうにか巧くできたんあじゃねぇかなぁの実にもったいない作品。
 
 もしかしたら父親役の ザック・エフロン の出演作って本作が初めてかも知れねぇ。
チャーリー 役の ライアン・キーラ・アームストロング 、前任者の ドリュー・バリモア と甲乙つけがたしでヨカッタ。
ところで キング 氏作品といえば 「 キャッスル・ロック・エンターテインメント 」 なのだが、まだあるのだろうか?

2022年6月12日 (日)

君を想い、バスに乗る

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 イギリス
 ドラマ
 監督 : ギリーズ・マッキノン
 出演 : ティモシー・スポール
      フィリス・ローガン
      ナタリー・ミットソン
      ベン・ユーイング
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 最愛の妻 メアリー に先立たれた 90 歳の トム・ハーパー は、路線バスのフリーパスを使ってイギリス縦断の旅に出る。
長年暮らした家を離れ、妻と出会った思い出の地を目指す トム 。 道中さまざまな人たちと出会い、トラブルに巻き込まれるが、 メアリー と交わした約束を胸に旅を続ける。
 
 長距離を歩くことが大前提となってきている テレ東 の 「 乗り継ぎ路線バスの旅 」 もイイけれども、しっとりとした人間ドラマが期待できるイギリス版 「 乗り継ぎ路線バスの旅 」 も間違いなくイイに違ぇねぇってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 じぃさんが亡くなった奥さんとの思い出とともに路線バスを乗り継いで云々の展開は、これといって山場らしい山場はなく限りなくフラットな作りなれど、 じぃさん の現在と過去これまでの人生が交互に描かれ、そのひとつひとつから 多幸感 と 寂寥感 が交互に押し寄せてきて胸がキュっとなりもすれば、 穏やかな余韻も心地よく派手さこそないものの素敵な作品といったところ。
 人に親切をすれば親切で返ってくる、逆に意地悪や嘲笑をすれば何時か仇となって返ってくるといった道中での格言チックなちょっとした人々との出会いのエピも心がホッコリもすればじんわりと響くものもあり。
もしかしたら、敬愛する映画監督のひとりである ケン・ローチ 監督に撮らせれば 「 更に 」 の思いがよぎったりもしたけれども、何にせよ個人的にかなり高評価といったところ。
 
 60 代半ばの ティモシー・スポール が 90 歳のじぃさん役を熱演。 自由が利かなくなってきた歩き方とか反応の仕方の演技はホントに凄かったし、英国らしい紳士なキャラもよかった。
冒頭のスコットランドの湖水地帯の明媚な景色のなかを走る路線バスや二階建てバスの画に、以前英国を旅した際、 ソールズベリー から二階建てバスに乗って ストーンヘンジ へ行ったときの景色を思い出した。 コロナ禍が落ち着いたらまた行きてぇもんだよ。

2022年6月11日 (土)

劇場版 からかい上手の高木さん

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 日本
 アニメ & コメディ & 青春 & ロマンス
 監督 :赤城博昭
 出演 : ( 声の出演 )
      高橋李依
      梶裕貴
      落合福嗣
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 隣の席の女子・ 高木 さんに日々からかわれている男子中学生・ 西片 は、何とかやり返そうと策をめぐらすも、いつも彼女に見透かされてしまっていた。 3 年生になり、周囲が進路や将来のことを考え始める中、二人は相変わらずからかいバトルを繰り広げていた。
中学最後の夏休みが始まる前日、学校帰りに子ネコを見つけた二人はネコを 「 ハナ 」 と名付け、母ネコが見つかるまで神社の境内で面倒を見ることにする。
 
  「 ( 元 )高木さん 」 があるから結末がどうなるかは解ってはいるとはいえ、西片 と 高木さん の恋の行方はやっぱり気になるところだし、とにもかくにもオレは 【 キュンキュン 】 してぇんだッ! ってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 変化球で翻弄する 高木さん に対し、直球勝負しかできねぇ 西片 の 3 年間にわたる恋物語の行方と結末にオッサンは宣言通り見事 【 キュン死 】 致しました。
 中学 3 年間 ( アニメ版全 3 期 ) かけて最後にその直球で 高木さん を打ち取った 西片 の姿にしっかりとした成長が感じられた。
そういう内面的成長ってぇのは表情にも表れるようで、それまでいつも通りの中学生らしいまだ幼い表情だったのに、想いを伝える終盤のシーンでは心なしか少し大人びた男っぽい表情で描かれていたように見受けられた。
最終章ということで攻めの姿勢の 高木さん が受け身のかたちではあったけれども、それでも小悪魔っぷりは健在で、こんなカワイイ子に追い回される学生時代であったならば、どれだけ有意義な青春であっただろうと思わずにはいらない。 西片 はホント果報者だよ。
 
 並行して同級生の ミナ、ユカリ、サナエ の仲良し 3 人組の中学最後の夏休み、進学にともなうこれからの関係性を描いたエピも微笑ましく思うのと同時に誰しも経験あるだけに妙にしんみりとさせられる。
デブでお調子者と、ただのモブキャラなのに、その見た目とは裏腹の類まれなる 「 精神的イケメン 」 ぶりを披露しては期を重ねるごとに人気と評価を爆上げしていった 木村 もその「 精神的イケメン 」 ぶりを遺憾なく披露してて最高。 木村に幸あれ!
エンディングに流れた 「 明日への扉 」 では涙、その後のエピローグもヨカッタ。

2022年6月 5日 (日)

オフィサー・アンド・スパイ

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 フランス & イタリア
 サスペンス
 監督 : ロマン・ポランスキー
 出演 : ジャン・デュジャルダン
      ルイ・ガレル
      エマニュエル・セニエ
      マチュー・アマルリック
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 1894 年、フランス。 ドレフュス 大尉が、ドイツに軍事機密を漏えいした容疑で終身刑を言い渡される。
あるとき、軍の情報部門を率いる ピカール 中佐は、 ドレフュス の無実を示す証拠を発見する。
だが、その事実を隠蔽しようとする上層部によって左遷されてしまい、彼は作家の エミール・ゾラ らに助けを求める。
 
 史実、陰謀、謎解き要素に法廷劇とこれだけ最高の食材が揃い、それを ロマン・ポランスキー 監督 が料理して皿に盛るのだから不味いワケなかろう、ってぇことで張り切って観に行ってきた。
 
 まぁ史実なのだからヘタにドラマチックなものに出来ねぇってぇのは解る。 解るにしても何かにつけいろいろともどかしくあったし、結末も有罪判決から 10 年近く経過してからの逆転劇だから 9 回裏フルカウントからの一発逆転ホームランのスカっとするものではなく、延長戦で四死球やエラーでぬる~く逆転サヨナラといった印象で期待したものとはチョイと違ったかなぁと。
 なかなか表沙汰になることない上層部の闇を有力新聞社や作家の エミール・ゾラ が表沙汰にするために助力するあたりは、先日の 「 赤い闇 スターリンの冷たい大地で 」 とよく似ていて、古今東西こういう有志が存在することに軽い感動を覚える。 その反面、告発された面々の後の処遇が字幕でサラっと紹介されているのみで消化不良もいいところだったんで、証拠集めの行をもう少し手短にしてでも、せめて ピカール がいかにして大臣にまで昇進したのかくらいは描いて欲しくあった。
ナチスドイツに占領された過去や多民族国家のイメージがあったりするからフランという国はもっとリベラル思想かと思いきや、第一次世界大戦当時はナチスドイツ同様に公然とユダヤ人差別していたことを本作で初めて知ることができたのは収穫。
 
 おそらく 「 アーティスト 」 以来だから約 10 年ぶりくらいスクリーンで ジャン・デュジャルダン を拝顔。
ユダヤ人差別を公言し人妻と関係を持ったりとあまり褒められた人物ではなし、その一方で仕事はマジメ、差別感情と冤罪は切り離して考えると好印象だから観てる側としては好き嫌いどちらにもなれず終始モヤモヤしっぱなし…。

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