2023年12月31日 (日)

23年 劇場で観た作品タイトル Index

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   23年 劇場で観た作品タイトル Index

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2023年6月30日 (金)

「 Instagram 」 に移行

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         「 Instagram 」 に移行ってぇことで。
 
            よかったらフォローしてやってください。

2023年5月28日 (日)

岸辺露伴 ルーヴルへ行く

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 日本
 ミステリー & サスペンス
 監督 : 渡辺一貴
 出演 : 高橋一生
      飯豊まりえ
      長尾謙杜
      安藤政信
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 相手のことを本にする特殊能力 ヘブンズ・ドアー を持つ漫画家・ 岸辺露伴 は、かつてある女性から聞いた 「 この世で最も黒く、邪悪な絵 」 の存在を思い出す。 新作に取り組む中でその絵がルーヴル美術館にあることを知った彼は、絵を見るためフランスを訪れる。
ところが美術館職員ですら絵の存在を知らず、データベースでヒットした保管場所は、すでに使用されていない地下倉庫を示していた。
そこで露伴は絵が引き起こす不可解な出来事に遭遇する。
 
 「 ジョジョの奇妙な冒険 」 ファンを名乗りながらも本作、「 動かない 」 の 岸部露伴 シリーズは未読。
未読ながらも 4 部のエピを織り交ぜながらの NHK のTVドラマシリーズは独特のテンポと 岸部露伴 役の 高橋一生 の妙なハマり具合はことのほかオモシロくあったんで、劇場版もオモシロいであろうの期待もあって張り切って観に行ってきた。
 
 「 この世で最も黒く、邪悪な絵 」 の設定はやや難しくあったけれども、今まで通り日常に潜む奇妙な出来事、そこにルーブル美術館が持つ妖しさが加わり、異様な雰囲気のなか謎を追うは間違いなくオモシロくあった。 なれどそのワリにはオチがありきたりもありきたりの過去の因縁話なうえに冗長さもあっていまいち感が拭えず… 原作未読なんで比べようもないんでアレなんだけれども、なんかこうもっと 露伴先生 がギリギリまで窮地に追い込まれる展開が観たったかなぁと。 正直なところ 1 時間前後のテレビ枠で十分といった感じがしなくもで、まぁ及第点と合格点の間といったところ。
 バックヤードには約 15 kmにおよぶ地下通路や屋根裏通路が存在し、美術品の他に芸術家たちの魂や歴史を内包している ルーヴル美術館 に対し露伴先生の 「 人の手に負える美術館じゃあない 」 のセリフに思い違いとしても ルーヴル美術館 を一体の 幽波紋使い と例え」ていると感じとれたりもして個人的にはグっと来るものが。
 
 もう原作を読んでも 露伴先生 = 高橋一生 にしか見えなくなりそうだ。 実際に見ると違和感が半端ねぇだろうと思っていたあのバンダナが、それほど違和感なく観れてしまうのがスゴい。 人を振り回すのが得意の 露伴先生 が天衣無縫の 泉京香 に振り回されているのがオモシロいし、何より無自覚の最強というのが最高。いいコンビだ。

2023年5月27日 (土)

オレ的 お宝 GET! vol.5 「 DVD 有頂天家族 」

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  森見登美彦氏 原作 テレビアニメシリーズの 「 有頂天家族 」 の DVDセ
 ットを近所の ブックオフで ¥5000 にて GET!
 amazon で見ても同様の価格も、どうも海外版らしくデッキの再生環境で見ら
 れなかったりするので、国内版を購入しようと思うもセット価格約 ¥40000
 の相も変わらずのボッタクリ価格… ならば中古で 1 巻づつバラで購入を検
 討するも送料を入れると ブックオフ とさほど変わらずなんで、それならば手
 間を省いてということで購入。
  先日の 「 名探偵ホームズ 」 同様に有料配信サイトで月額を払って観た方
 が、何かとなのかも知れねぇけれども、やっぱり好きなものは手元に置いて
 おきたいんだよねぇ。
 何にせよ、長年欲しいと思っていたものが適正価格で手に入ってヨカッタ。
 
 
オレ的 お宝 GET!  「 vol.1 」 & 「 vol.2 」 & 「 vol.3 」 & 「 vol.4

2023年5月21日 (日)

ソフト / クワイエット

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 アメリカ
 サスペンス & ホラー & ドラマ
 監督 : ベス・デ・アラウージョ
 出演 : ステファニー・エステス
      オリヴィア・ルッカルディ
      エレノア・ピエンタ
      メリッサ・パウロ
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 幼稚園に勤務する エミリー は 「 アーリア人団結をめざす娘たち 」 という白人至上主義グループを立ち上げ、教会で会合を開く。
参加した 6 人の女性たちは有色人種や移民への不満などを語り合い、エミリーの家で 2 次会を行う。
しかし、立ち寄った食料品店でアジア系の姉妹と口論となり、怒りが収まらない エミリー たちは姉妹の家を荒らすことにする。
 
 オレ的にも世間的にも 「 A24 」 とならんで評価の高い 「 ブラムハウス 」 制作による ジョーダン・ピール 監督ばりの人種差別サスペンス & ホラー に大きく期待ということで、張り切って観に行ってきた。
 
 清掃員の配慮の足らない仕事の仕方に注意を促すのは一般な感覚として解るけれども、その理由が有色人種であるから、そしてそれを手前ぇではなく偏った思想を理由に子供に注意させるという主人公 エミリー の人間性の針は冒頭から振り切っていてかなりヤバい。 その エミリー を筆頭に白人至上主義をお題目とするグループに集まった面々もみな手前ぇの不遇を有色人種に責任転嫁する手前ぇ勝手な負け犬たちばかり。 挙句、熱に浮かされてバカ騒ぎしてドツボにはまるはホント胸クソ悪く不快のひとこと。
 なれどこの連中は初対面にもかかわらず、承認欲求が強いとか互いの性格を瞬時に見抜いて互いにチクリチクリ攻撃してくる様をはじめ、享楽から悪夢に転じる瞬間、失うものがなにも無い奴は無敵、そこからの指揮権の移動と、石ころが坂道を転がるがごとく凄まじい勢いで展開していき、ワンショット映像だからこその臨場感も相まって中盤以降はその勢いとストレスに圧倒されてしまった。
 
そんなこんなで、一筋縄じゃあいかねぇあたりは、さすがは 「 ブラムハウス 」 といったところで、調子に乗って二次会でハメを外すのには気を付けよう、そしてさらに地獄の三次会が始まるぜってぇことで、思った以上にオモシロかった。

2023年5月20日 (土)

縁路はるばる

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 香港
 ロマンス & コメディ
 監督 : アモス・ウィー
 出演 : サム・カーキ
      セシリア・ソー
      クリスタル・チョン
      レイチュル・リョン
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 20 代後半の IT オタクの ハウ は、内向的で温厚な性格だった。 ある日、それぞれ個性的でチャーミングな 5 人の女性たちと知り合うチャンスがめぐってくる。 全員が都会から遠く離れた田舎に住んでいるという点を除けば、彼女たちにはほとんど共通点がなかった。
ハウ はへき地で暮らす5人の女性と会うために、各地をめぐる。
 
 中国語圏のアクションやホラー作品は定期的に観てはいるのだけれども、ほっこり系ラブコメ となるとちょいとご無沙汰となってしまい、その辺の要素が欠乏気味となっていまい些か心がカサついていなくもなんで、本作の公開にこれ幸いと心の栄養素を摂取すべく張り切って観に行ってきた。
 
 香港のというと旺角 尖沙咀 に 銅鑼湾 と賑やかな街しか思い浮かばないけれども、もちろん香港にも田舎、それもとてつもなく辺鄙なところもあることを再認識させられたうえに、繁華街とは違った魅力に時間をかけて香港を周りたいなぁと強く思わされた。 それに 香港と中国の境界領域に設けられた住民以外の立ち入りが制限されている区域 「 辺境禁区 」 というものが存在することを初めて知った。 それなりに香港映画を観てきているつもりではいるけれども、まだまだ知り得ぬことが多々あり手前ぇの勉強 認識不足を軽く反省。
 ストーリーもオチも 「 大きな魚は遠くではなく足下にいる 」 のベタな感がなきにしもなのと、ひとクセふたクセある個性豊かな彼女たちに会うために何時間もかけて移動の行の苦労さや事件経過の描写があっさりしていることで、距離 ( 遠路 ) 感はいまいち伝わって来ないのが気になるところだけれども、彼女たちとの微妙な心の距離 ( 縁路 ) 感の描写、ポップな展開ながらも要所要所でビターの演出も良く概ね好印象といったところ。
 
 朴訥としてイイ感じにヲタ感のあるルックスの ハウ 役の サム・カーキ がイイ味をだしていた。 日本であれば 仲野太賀 あたりが演ったら似合いそうな気がする。 登場した女性たちもみなカワイかったし、役柄と実年齢が近いというのも等身大感があってヨカッタ。
久々にゆっくり聴く C-POP も耳に心地がイイ。 「 東方的威風 」 でも聴いてテンションあげるかな。

2023年5月14日 (日)

フリークスアウト

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 イタリア & ベルギー
 アクション & ドラマ & ファンタジー
 監督 : ガブリエーレ・マイネッティ
 出演 : クラウディオ・サンタマリア
      アウロラ・ジョヴィナッツォ
      ピエトロ・カステリット
      ジャンカルロ・マルティーニ
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 第2次世界大戦下のイタリア。 サーカス団 「 メッツァ・ピオッタ 」 には、光と電気を操る少女 マティルデ など特殊な能力を持つ団員たちが属し、5 人の団員が寄り添って暮らしていた。
ある日、ユダヤ人の団長イスラエルが突然いなくなる。 団員たちは仕事を求めてナチス・ドイツの広告塔でもあるベルリン・サーカス団に入るが、団長の フランツ はナチス・ドイツの戦略に利用できる異能力者を探していた。
 
 15 年公開でその年のオレ的ベスト 10 内にランクインした 「 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ 」 の ガブリエーレ・マイネッティ の最新作。
異能力 サーカス団 ナチス この魅力しかあねぇワードの数々は何よ? もはや期待しかねぇってことで張り切って観に行ってきた。
 
 単純に異能力集団 VS ナチスの痛快アクションかと思いきや、その異能ゆえに社会に受け入れられない マティルデ の存在はナチスによるユダヤ人 障碍者 を迫害した事例に準えてあり、醸し出される雰囲気や設定とは裏腹に社会性が強く、また 「 炎の少女チャーリー 」 や 「 スターウォーズ 」 のオマージュといった遊び心など見応えのある作品だった。
その反面、2 時間半という長尺ゆえのダレ感をはじめ、あまり必要性を感じない性的描写に興を削がれる感がなくもで、確かにオモシロくはあるけれども先の 「 鋼鉄ジーグ 」 と比べるとが本音かも知れねぇ。
 「 能力をうまく使え 」 と言ってたワリには異能力設定の詰めの甘さが目立つんだよなぁ… みんな覚醒前と考えれば仕方のねぇところとしても、虫使いなんて間断なく蝗やハエ 蚊の大群を送り込めば大国の 1~2 カ国なんて簡単に亡ぼせる能力なのに使いきれてねぇからなぁ。 逆に敵の フランツ は予知能力ゆえにドイツの行く末を知りながらもコンプレックスのせいで道を見誤ってしまう悲哀溢れる人間描写はすげぇヨカッタ。
 
 フランツ は予見したんだろうねぇ レディオヘッド の 「 Creep 」 をピアノ演奏したときはマジでシビれたよ。
もう一曲のほうは聞き逃しちゃったんで何の曲かは判らなくあるのが残念ではあるものの、この曲を持ってアメリカに逃げてショービジネスの世界に逃げ込めば成功しこと間違いねぇんじゃね?と思ってしまう手前ぇの下世話さよ…。

2023年5月13日 (土)

劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ

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 日本
 ドラマ & コメディ
 監督 : 大谷健太郎
 出演 : 松村沙友理
      中村里帆
      MOMO
      KANO
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 えりぴよ は 3 年前の七夕まつりで岡山県の地下アイドル 「 ChamJam 」 の 舞菜 に出会って以来、アルバイトの収入のほとんどを推しである 舞菜 のために使い、ファン仲間の間で伝説になっていた。 東京進出のうわさもある ChamJam の応援にますますのめり込むえりぴよだったが、 舞菜 は人気が伸び悩んでいることを気にしていた。
 
 正直なところ興味もなし… じゃあ何して観る? と問われれば、乃木坂ちゃん OG の まっちゅん ( 松村沙友理 ) を観たいからの毎度おなじみの理由。 まぁそんなワケで、まっちゅん を楽しめればで張り切って観に行ってきた。
 
 原作もドラマシリーズも未読未見なんで楽しめるか? の不安が少なからずあったのだけれども、アイドルを問わず 【 推し活 】 をしている人たちや えりぴよさん の姿や感情は、進行形で 乃木坂ちゃん の推し活をしている手前ぇとリンクする ( 消極的、塩対応の 舞菜 のキャラが推しだった ことこ ( 佐々木琴子 ) とまる被りだから余計 ) ことでいちいち共感し、最後は危うく涙を流しそうに。
正直なところこれがアイドルに全く興味のなかった 10 年以上前だったらここまで心に刺さりもしなかったことだろう。 乃木坂ちゃん を知りえたことで得られた感情かもしれん。
 「 それぞれの形の推し活があってもいい。 ただしルールとマナーをきちんと守ること 」 のセリフはオレも夢中にはなるけれども、どこか距離をおいて俯瞰で見ることにしてるからものスゲェ共感できる。 これをきちんと言えるヲタ仲間の くまささん はヲタの鏡だと思う。
そんなこんなで想定外も想定外の良作といったところで、 まっちゅん 目当ての下心まる出しで劇場に足を運んだことを軽く反省。
 
 ChamJam のメンバー全員カワイイけれども、まっちゅん の方が遥かにカワイイという事実… だからこそ 乃木坂ちゃん なんだけどね。
正気なところ演技は世辞にも巧いとはだけれども、乃木坂在籍中でもちょいちょい見せていたイイ感じに エキセントリック、サイコパスなところはさすがといった感じ。

2023年5月12日 (金)

オレ的 お宝 GET! vol.4 「 EMOTION the Best 名探偵ホームズ DVD-BOX 」

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  長年、欲しい欲しいと思いながら、なかなか買うふん切りがつかなかった、
 宮崎駿 が手がけたテレビアニメシリーズの「 名探偵ホームズ 」 のDVD
 BOXが、Amazon でいつもより 30% ちかくオフになっていたので、この機を逃
 したらと思いついに購入。
  「 ガンダム 」 を筆頭に好きなアニメはいっぱいあるけれども、ストーリーは
 もちろん 広川太一郎 富田耕生 の声優陣、 「 空からこぼれたSTORY 」 &
 「 テームズ河のDANCE 」の OP & ED  曲とすべてにおいて最高のひとこと
 で、そんなこんなで未だに 「 名探偵ホームズ 」 が、いっちゃん好き。
 
    オレ的 お宝 GET!  「 vol.1 」 & 「 vol.2 」 & 「 vol.3

2023年5月 7日 (日)

EO イーオー

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 ポーランド & イタリア
 ドラマ
 監督 : イエジー・スコリモフスキ
 出演 : サンドラ・ドルジマルスカ
      ロレンツォ・ズルゾロ
      マテウシュ・コシチュキェヴィチ
      イザベル・ユペール
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 好奇心あふれる灰色のロバの EO は、サーカス団で暮らしていたが、ある日そこから連れ出される。
以来放浪の旅を続ける中で、善良な人間だけでなく、悪意を持った人間とも出会うが、何があろうとも EO が持ち前の無邪気さを失うことはなかった。
 
 ロバが主役。
劇場に足を運ぶ理由としてはそのひとつだけで十分っしょってぇことで張り切って観に行ってきた。
 
 正直なところ 「 僕のワンダフル・ライフ 」 や往年の名作 「 三匹荒野を行く 」 のような動物たちが織りなす健気な物語を期待していたのだけれども… 確かに健気っちゃあ健気だし愛らしくもある主役のロバの EO の目線から見た人間の愚かさを描くと同時に、狩猟 虐待 殺処分 事故 屠殺と人間の手によって動物たちにもたらされる時に不条理な死云々の動物愛護の観点は思いのほか重く深いテーマで、限りなく言葉少なであるがゆえの雄弁といった感じで素晴らしく、イイ意味で期待を大きく裏切られた作品。
 
 正直なところ狩猟 殺処分 屠殺で動物の命が奪われるシーンがホントに苦手も苦手でいく度となく目と耳を塞がなきゃならねぇのがホントに辛かった。 取り分けてラストで暗転してからの… はあまりにも無常過ぎて、今もって心が追いつかず…。
ロバの EO がホントに愛くるしい。 ロバの魅力再発見。

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