2019年12月31日 (火)

劇場で観た作品タイトルIndex

 劇場で観た作品のIndexです。

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2019年11月10日 (日)

ターミネーター : ニュー・フェイト

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 アメリカ
 SF & アクション
 監督 : ティム・ミラー
 出演 : アーノルド・シュワルツェネッガー
      リンダ・ハミルトン
      マッケンジー・デイヴィス
      ナタリア・レジェス
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 ニューヨークの高級レストランでウエイトレスをしているフランシスは、地下鉄に置き忘れられたバッグを発見する。
持ち主で夫を亡くしたグレタの家まで届けたことをきっかけに、二人は互いの孤独を埋めるように親しくなっていく。
ある日フランシスは、グレタの家の戸棚を開くと自分が届けたものと同じ届け主の名前入りのバッグが大量に並べられているのを目にする。
 
 いろいろと言い分なり設定があるのだろうけれども、「 2 」 の 【 正統な続編 】 の意味がさっぱり解らんッ!
「 3 & 4 」 も紛うことなき正統な続編であるけれども、今回のフレーズを額面通りに受け取れば、金を払って 「 3 & 4 」 を観させられたオレは一体何なんだ? の思いに駆られもすれば、気持ち腹立たしくもあり…とは言え、リンダ・ハミルトンが出演での 「 ターミネーター 」 だしで、期待しているのもまた事実ってぇことで、何はともあれ観に行ってきた。
 
 何だコリャ…人をバカにするのも大概にしてほしいぜまったく…高評価してる人のほとんどが迫力ある映像と最高のアクションを大画面で観て欲しいばかりで、内容に惚れているのはごく僅かなのもどうかと思えてならねぇ。
先で述べたように 「 3 & 4 」 を無かったことにしてまで作らなきゃならんものなのか? 何より驚いたのはジョン・コナーを少年時代に殺しちゃってるし…故にスカイネットの反乱も回避…それに代わって違う AI が反乱って? 何なんコレ? 地獄の無限ループ?
本作とかジョンがナノマシンに襲われてターミネーター化しちゃった 「 新起動 」 とか、もうしっちゃかめっちゃかじゃねぇかッ!
ニュー・フェイト = 新しい運命? そんなワードやある程度の月日が経てば何やってもOKでしょみてぇなことがまかり通ると思ったら大間違いなんすけどねぇ…。
 マジで呆れて言葉も出てこねぇぜ…苦痛に継ぐ苦痛の2時間、こういう時に限って全然眠くならねぇから人間の体は不便だよ。
それでもまぁ終盤に来て何とか眠りにつくことが出来、気づいたらどっかの工場でみんなしてスマブラしてた。
とにもかくにも世界が平和になってヨカッタと心の底からそう思うよ、うん、ヨカッタ、ヨカッタ、ヨカッタ ♪
そんなワケで今日をもって 「 1 & 2 」 だけがオレの中で 「 ターミネーター 」 であると決定致しました。
 
 シュワ氏、リンダ・ハミルトンともどもご苦労様でした。
あとそうだなぁ、クレジットの中にエドワード・フォーロングの名前を見たとき、テンションのメーターの針が微妙にピクン…と動いたことくれぇかな。

2019年11月 3日 (日)

ゴッホ展

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  20年ほど前にアムステルダムのゴッホ美術館に訪れた際に、かなり遠目から作品を
 目にしてはいるんだけれども、その頃は今ほどにゴッホはおろか美術に興味がなく、
 パッパッと流して観て回ったことで、「 ひまわり 」 「 星月夜 」 の有名な作品を観たのか
 もよく覚えていない…今にして思うと実にもったいないこと極まりない…。
 そういう経緯とウィレム・デフォー主演 「 永遠の門 ゴッホの見た未来 」 の公開にあわ
 せて、上野の森美術館で開催中の 「 ゴッホ展 」 に後学と予習のため行ってきた。
 
  入場20分待ち、やはりゴッホのネームバリューは半端ない!
 ここ最近、訪れた絵画展ではいちばんの待ち時間。 それでも先日の乃木坂46の全国
 握手会での計6時間半並んで待ったことにくらべたら、20分なんてクソみてぇなもの。
 それはそれとして、ちゃんと列に並び作品の正面に立って鑑賞してみれば、先日観た
 「 ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝 」 であったように大きく影響を
 受けたスーラ、ルノアールといった巨匠たちの色彩感覚や筆致を取り入れて描いている
 ことがよく解り、取り分けてある作品での赤の使い方と筆致がまんまルノアールであった
 ことに意味もなく感動したと同時にスゲェ興味深くあった。
 
 残念ながら 「 ひまわり 」 「 星月夜 」 に 「 夜のカフェテリア 」 等の超有名作品は来日してはいなかったけれども、 「 糸杉 」 「 サン・ミレ療養院の庭 」 ゴッホにしては珍しく優しい色調の 「 薔薇 」 といった負けず劣らずの代表作を鑑賞することができて大満足。
とりわけて 「 サン・ミレ療養院の庭 」 はアートブックなんかで幾度となく目にしているはずなのに、間近で観るとその生命力というか、躍動感が半端なく圧倒され、現時点でゴッホの作品の中では1位といったところ。

2019年11月 2日 (土)

IT / イット THE END “ それ ” が見えたら、終わり。

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 アメリカ
 ホラー
 監督 : アンディ・ムスキエティ
 出演 : ビル・スカルスガルド
      ジェームズ・マカヴォイ
      ジェシカ・チャステイン
      ビル・ヘイダー
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 デリーという田舎町に出没し子供たちの命を奪っていた正体不明のペニーワイズを、ビルやベバリーらルーザーズ・クラブのメンバーたちが撃退してから27年後。
再びデリーで不可解な連続児童失踪事件が起き、クラブのメンバーにデリーへ帰ってくるように促すメッセージが届く。
そしてビルたちは、デリーに集結し久々に顔を合わせる。
 
 前編が公開されたのがちょうど2年前、オレの中では去年の感覚なんだけどさぁ…月日の流れが異常なまでにスゲェ早ぇ…。
それはそれとして、出来不出来の差が激しくあるキング作品の中にあって、かなり出来がヨカッタと思えた本作だけに後編となる本作に豪華なキャストの魅力も̟プラスされてさらに期待が大きくある反面、オチがオチだけにの大きな不安があるのもまた事実。
まぁ、とにもかくにも観たい作品であることに変わりはねぇってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
【 ネタバレ要注意 】
 オモシロいことに間違いはないけれども、やっぱり飛来した宇宙蜘蛛ってぇオチがなぁ…劇中でも幾度となく発せられたうえに、いくらセリフとは言え骨董屋の店主に扮した著者のキング氏も 「 オチがキライ 」 と、臆面もなく言ってることを思えば、やっぱり著者お墨付きの 【 いまいちのオチ 】 ってぇことになるだろう。
本国アメリカでの上梓された時系列はよく解らんけど、日本では確か 「 トミーノッカーズ 」 の前後だったことを思うと、キング氏がホラーと宇宙人の組み合わせが目立った時期で、 結果ホラーとして 「 …。 」 と、やや迷走してた次期だから、このようなオチとなったのも今となっては何となく解らん話しでもないわな。
 それはそれとして、子供の頃のイヤな記憶の封印、大人になってからのトラウマ = ペニー・ワイズの存在と対峙はそれなりに年齢を重ねた大人のほうが若い連中よりもリアルな恐怖心を覚えるかもしれない。
まぁ、本作とはちょっと違うんだけど恐怖心ということで、昔苦手だった担任にイジメられたり、単位が足りず進級できるか否かの夢を未だに見てうなされることがままあり、その日一日は不安に駆られたり、変に委縮してしまう…大人になるということは恐怖しながらもそれを我が物とし、またトラウマを乗り越えるってぇことなんかなぁと。 そこを甘く見たペニー・ワイズの 「大人になったなぁ」 のセリフにグッとくるものが。
 
 時代背景を今にあわせて子供時代を90年代にしたことで、デリーの劇場にかかっていた作品が 「 エルム街の悪夢 」 であったり 「 ロストボーイ 」 のポスターが貼ってあったりの小ネタ探しが個人的には楽しく、紅一点のジェシカ・チャスティンもいつもの男の世界で戦う強い女性ではなく、久々にごくごく普通の女性の役というあたりは新鮮味があって高評価。
そんなこともあってオモシロいけど、やや尻つぼみ、でもやっぱりオモシロいといった感じで、また本作と 「 ザ・スタンド 」 はオチへ辿り着くまでの経緯のほうが、遥かにスリリングでオモシロい作品であることを再確認。

2019年10月27日 (日)

ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝

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 イタリア
 ドキュメンタリー & アート
 監督 : ジョヴァンニ・ピスカーリャ
 出演 : ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
      マリリン・ゴールディン
     
     
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 画家フィンセント・ファン・ゴッホは、生前は無名で苦難の道を歩んでいた。
1890年に自ら命を絶って以降は大多数の作品を遺族が所有していたが、油彩85点を含む300点をヘレーネ・クレラー=ミュラー氏が収集した。ミュラー氏はオランダ屈指の資産家で、4人の子供を持つ母親でもある彼女は、やがて美術館を設立する。
 
 もともと美術系のドキュメント作品が好きというのもあるけれど、今回はどちらかと言えば、来月公開されるウィレム・デフォー主演の 「 永遠の門 ゴッホの見た未来 」 を観るにあたって、関連作品を観て多少なりともゴッホに関する知識を詰め込んでおかねばと思い、それならば手っ取り早く映像でってぇことで張り切って観に行ってきた。
 
 無名のころからゴッホの作品に惹かれ、個人所有としては最大数のコレクションを持ち、のちにゴッホ美術館に次ぐ最多の所蔵数を誇るクレラー=ミュラー美術館を開設したヘレーネ・クレラー=ミュラーのゴッホに捧げた人生を追いかけた作品ではあるのは確かなものの、どちらかと言えばゴッホの作品に対する意識や魂の在りかたや、取捨を繰り返した筆致とそれに伴う作風の遍歴の解説といった趣。 美術館と開設者の物語、ゴッホの作品解説と人となり、まぁどっちも観たかったからどちらかにウェイトが偏っていてもそれはそれでOKかなぁと。
 解説を交えながらあらためてゴッホの作品を観ると、ミレーやスーラ、ルノアールといった巨匠たちの影響を大きく受けていることが窺えたことで、さらに興味が増したと同時に勉強になった。
作品の素晴らしさだけではなく、自然のなかに身を置き、自然のなかに生きるといった心の在りかたに共感したことで、多くのゴッホの作品をコレクションし、後の世に残したヘレーネ女史の存在がなければ、生きている間に1枚の絵しか売れなかったことを思うと、ゴッホは今以上の存在にはなり得なかったかもしれないの、生涯合うことのなかったふたりの奇縁の物語もまたスゲェ興味深い。
 
 「 永遠の門 ゴッホの見た未来 」 も間もなく公開、その前に上野の森美術館で開催されている 「ゴッホ展 」 にも足を運ばねば。
何につけて、ゴッホに深く触れるにはこれ以上ないタイミングだ。

2019年10月26日 (土)

T-34 レジェンド・オブ・ウォー

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 ロシア
 アクション & 戦争
 監督 : アレクセイ・シドロフ
 出演 : アレクサンドル・ペトロフ
      イリーナ・スタルシェンバウム
      ヴィクトル・ドブロンラヴォフ
      ヴィツェンツ・キーファー
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 第2次世界大戦中、ソ連の新米士官イヴシュキンは初出撃で健闘したが敗れ、ナチスドイツの捕虜になってしまう。
彼が戦車の指揮官であることがわかると、ナチスの戦車戦演習のためにソ連軍の戦車 T-34 を操縦するよう命じられる。
戦車の整備と演習の準備期間をもらったイヴシュキンは、捕虜仲間たちと隊を組む。
 
 何年か前にアメリカ軍の主力戦車シャーマンの実機を使用したことで話題になった 「 フューリー 」 のロシア版といったところ。
本作はお気に入りのソ連軍の主力戦車 T-34/85 ( 個人的には T-34/76 の方が好き。) とドイツ軍のパンター戦車が激戦を繰り広げて云々にいち戦車好きとしては是が非でもだし、何よりリアル 「 ガルパン 」 の趣と、おそらくアニメ以上であろう迫力を味わいたく張り切って観に行ってきた。
 
 何でも昔のソ連映画 「 鬼戦車 T-34 」 のリメイクで、オマケに捕虜収容所から戦車に乗って逃げたというのも実際にあったエピソードとのこと。 さすが恐るべしソ連赤軍!
それはそれとして「 鬼戦車 」 は未見なのだけれども、冒頭での T-34/76 とⅢ号戦車の一戦を観ると、「 ガルパン 」 の大洗女子学園 vs プラウダ高校の準決勝の元ネタであったことを知り、今さらながに 「 ガルパン 」 が戦車が登場する作品から多くのアイディアを得ていることがよく解る。 同時に炸裂する砲弾、被弾して車体がひしゃげ貫通する大音響はもちろんのこと、エンジンや履帯の回転音も素晴らしく、砲塔を軸に車体を360度回転させるといった戦車特有の迫力ある演出の数々に大興奮。
取り分けて T-34/85 が 「 白鳥の湖 」 の曲にのせてザギトワ、メドベージェワばりに華麗に走行するシーンは圧巻のひとこと!
 戦車戦があまりにも激熱だったもんで、ドラマパートに気持ち目が向かなかったけれども、思い返してみれば独ソ戦での英雄譚による国威発揚、時節柄ラグビー同様に 「 One for all, All for one 」 で戦車もチーム戦といった結束力や友情劇、好敵手との激戦、そしてロマンスありと盛りだくさんであったけど、主役の戦車戦の邪魔にならないくらいに巧くまとまっていた感じで、それなりにオモシロかった。 そんなワケで、期待した以上のオモシロさも手伝ってシーズンベスト10の圏内に入って来そうな感じ。
 
 本作と 「 ガルパン 」 と戦車ものを立て続けに観てしまったことで、ここ2年近く下火状態になってしまっている戦車のプラモ作り熱が再燃しきそうな気配。 劇場で 1/35 の T-34/85 & 76 が売られてたから、パっと火を点けるにゃその場で購入してもヨカッタんだけど、でもこういうのってやっぱちゃんとした、できれば馴染みのプラモ屋で買いたいってぇ想いが強ぇからねぇ。
そうだなぁ年末から年始にかけて、観たいテレビもなくてヒマだろうから、その辺りで何かしらの戦車を作るとしよう♪

2019年10月20日 (日)

乃木坂46 全国握手会に行ってみた ♪

 18年の 「 真夏の全国ツアー 」 の秩父宮の会場で至近距離でかずみん ( 高山一実 ) を目にして、予想を遥かに凌ぐそのカワいさに一発KOを喰らい、それからというものもう一度、もう一度、卒業してしまう前にもう一度、その姿を拝みたい想いから 23rd シングル 「 Sing Out! 」 の 【 個別握手会 】 に参加するもスケジュールの都合上不参加…。
どうやら人気上位メンバーは 【 個別握手会 】 に滅多に顔を出さない感じなんで、それならば長時間並ぶのを覚悟で 24th シングル 「 夜明けまで強がらなくていい 」 の 【 全国握手会 】 に参加してきた ♪
 
 死ぬかと思ったぜッ!!
並ぶと耳にしてはいたから、その覚悟もできていたつもりだけど、まさかこれほどまでに並ぶとは予想だにしてなかった…。
サイト等で事情通の人たちのノウハウを見ると、とにもかくにも早く行って並べとのこと。 幸いなことに会場の幕張メッセまでは電車で30分足らずで行けることもあり、とりあえず早めに家を出て9時半には現地入り。
握手会開始4時間前にして早くも長蛇の列…それでもこの4時間の間、ずっと同じ場所で待つのではなく、思いのほか常に流動的なんで何ら苦にならず。 苦にはならんけど、一辺 100 ~ 200 メートルあろうかと思われるホールを7往復させられた上に、さらに会場外を1キロ近く歩かされと、足への負担は思いのほか。
 
 ようやく開始時間となり、かずみん ( 高山一実 ) の待つ7番レーンへ。 中へ入ればみんなそれぞれお目当てのメンバーが違うから分散されるようで、覚悟したほどに列は長くはなく最後尾についてからわずか10分程度で念願のかずみんとご対面♪
【 個別握手会 】 はチケット1枚につき10秒あるかないかだったのに対し、【 全国握手会 】 は参加人数の制限がなく、大挙して押し寄せるため時間節約ということで、チケ1枚につきわずか3秒程度で 「 ガンバってください! 」 を言うのが精一杯。
TVで観るとかずみんはメンバーの中でも顔が大きい方なんだけど、実際に間近で目にするかずみんは普通サイズ、ともすればやや小さめ。 それで大きく見えるということは周りのメンバーの顔がどれだけ驚異的に小さいかがよく解る。
とにもかくにも念願のかずみんを超至近距離で拝めたうえに握手も会話もできたで大満足♪
 
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  4時間並んで、10分弱で終了…まだ1時半、
 思いのほか時間が余ったんで念のために持っ
 ていた2枚目のチケを投入!
 問題はダレに並ぶか? みなみ ( 星野みな
 み ) か、それともきぃちゃん (北野日奈子) &
 麗乃ちゃん ( 中村麗乃 ) の1チケで2人いけ
 るWレーンを狙うか? と会場内をウロつき、
 悩んだ結果、やっぱり生ちゃん ( 生田絵梨
 花 )だなってぇことで3番レーンへ。
 「 まぁ、並んでも30分くれぇだろうよ 」とナメて
 いればこれが、まさかの2時間待ち…。
 ようやく合えた生ちゃんは疲れ気味の表情
 で、TVで観るいつもの元気さはなく、これが
 噂に聞く【 塩対応 】 状態。
 
 
こっちも長時間並んで疲れてるんだからの思いがなくもだけど、実際のところ一日中どこの馬の骨とも知れえねぇ連中何百人と握手せねばならんとなれば、 「 そら~心身ともに疲れるわなぁ。 」 と逆にかわいそうになってしまった。
とにもかくにも生ちゃんもTVで観る以上にカワイかったんで無問題!
 
( ↑ 左 ) 入場したて時の1時半、( 右 ) 退出時の4時ちょっと前
行きはよいよい、帰りは恐いとはまさにこのこと…早めに家を出て正解だった。
まぁそんなこんなで、疲労の極致ではあるものの楽しかったことに変わりはねぇし、会いたい&握手したい人気上位メンバーがまだいるんで、また機会があれば、また参加しようと思う。
 
次回予告  「 乃木坂46 個別握手会に 「 また 」 行ってみた ♪ 」  お楽しみに。

2019年10月13日 (日)

ボーダー 二つの世界

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 スウェーデン & デンマーク
 サスペンス & ドラマ & ファンタジー
 監督 : アリ・アッバシ
 出演 : エヴァ・メランデル
      エーロ・ミロノフ
      ステーン・リュングレン
      ヨルゲン・トゥーソン
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 違法なものを持つ人をかぎ分けることができる税関職員のティーナは、ある日、勤務中に風変わりな旅行者のヴォーレと出会う。
彼を見て本能的に何かを感じたティーナは、後日自宅に招いて離れを宿泊先として貸し出す。
ティーナはヴォーレのことを徐々に好きになるが、彼はティーナの出生の秘密に関わっていた。
 
 ただでさえ、北欧産のダークファンタジー & サスペンスの組み合わせというだけで、十分以上に魅力的なのに今もって劇場で観なかったことを猛烈に後悔している 「 ぼくのエリ 200歳の少女 」 と同じ原作者の短編小説の映画化、さらにカンヌ国際映画祭のグランプリよりも注目しているある視点部門の最優秀賞を受賞となれば、更に期待値も倍加しようというもので、もしかしたら先日の「 ジョーカー 」 以上の期待値かも。 そんなワケで張り切って観に行ってきた。
 
 人間と異形の者、現実と非現実の狭間で綴られる不穏さだけが増していく物語は、ファンタジーの趣ながらもその実は人の善悪、現代が抱える社会の闇を描いていて、展開は緩やかながらも緊張感は思いのほか高く、北欧の隠滅とした空気感の相乗効果も手伝って、その美しくも半端ない不安に駆られる世界観にガッツリと魅せられていたのだけれども、物語がグロテスクな方向へと移行していくと同時に感情の置き所が解らなくなったうえに、グダってしまい中盤からラストにかけて 「 んん~ッ 」 といったところ…。
それでも選択の良し悪しはどうあれ、最後にティーナが自身と身を置く世界と均衡というか調和する姿にホっと一息つく思い。
 ティーナのその独特の風貌と予告トレーラーとチラシから、てっきり人狼なり人狐であろうと思っていれば、なんと北欧らしくトロールだった。 何でもトロールは 人里離れたところに住み、子供を攫う存在 ( オレの中ではトロールといえばムーミンが一般的なんだけどね )らしく、北欧に伝わるトロールの伝承を巧く社会の闇の暗喩として描いていたように思えもすれば、お父さんをはじめ見た目とは裏腹に好青年の彼氏とティーナを取り巻く連中が揃ってイイ人ばかりで、先日の 「 アス 」 同様に育った環境によってという二次的テーマはかなりヨカッタ。
 
そんなこんなで、期待した 「 ぼくのエリ 200歳の少女 」 ほどに耽美さが物足りず、良くもあれば悪くもあり…と、中途半端な心持ではあるけれど、好きか? 嫌いか? と問われれば、どちらかと言えば好きな方かなぁと。

2019年10月 6日 (日)

エンテベ空港の7日間

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 イギリス & アメリカ & フランス & マルタ
 サスペンス & ドラマ
 監督 : ジョゼ・パジーリャ
 出演 : ロザムンド・パイク
      ダニエル・ブリュール
      エディ・マーサン
      リオル・アシュケナージ
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 1976年のイスラエル。空港からパリに向けて飛び立とうとしていたエールフランスの旅客機がハイジャックされる。
ハイジャック犯は乗員乗客の解放と引き換えに、50人以上の親パレスチナ過激派の解放と500万ドルを要求する。
首相が交渉で解決できる道を模索する中、国防大臣はテロリストの要望に応えることに反対し、士官たちとひそかに人質奪還計画を進める。
 
 乃木坂ちゃんヲタを気取っている以上、現メンバーである さゆりんこと松村沙友理が主演している、 「 東京ワイン会ピープル 」 を観なきゃいけねぇところなんだろうけど、どこをどう切り取ってみてもオレ好みではないうえにハズれ感も半端なさそうってぇことで、予定通りイスラエル & パレスチナ問題に端を発し、76年に起きたハイジャック事件の顛末を描いた大好物な実録ものの本作を張り切って観に行ってきた。
 
 パレスチナ以外でイスラエルを対象としたテロ事件と言えば、日本赤軍が起したテルアビブ空港乱射事件くらしか知らなかっただけに、パレスチナ & イスラエル問題が一見して無関係と思っていた国にも思いのほか影響を与えていることに、あらためて事の大きさや深刻さを思い知ったといった感じ。
 ハイジャック事件の概要どころか存在すら知らなかったけれども、事の顛末をテロリスト側と政府側の両目線で描いていてくれていたことでとても解りやすく、思いのほか重厚感が漂っていなくもない見応えのある作品。
高い理想を掲げてもいればナチスとも違うと声高に言ってはいたけど、よくよく考えればイスラエル建国とその周辺諸国を巻き込んだ絶えることのない紛争のきっかけを作ったのは、ナチス・ドイツであるという事実の皮肉さや矛盾に自分の行為が果たして正しかったのか? と苦悶葛藤する実行に加わるドイツ人の男女ふたりのテロリストの心のあり方の描写が素晴らしかった。
 人質救出作戦を実行するか? テロリストとは交渉しないで紛糾するイスラエル政府首脳陣の苦悩や混乱ぶりもオモシロく、取り分けてウガンダのアミン大統領の存在感たるやで、狂人も巧く使えば毒にも薬にもなるがよく解る。
また、作戦を指揮し唯一戦死した軍人ネタニヤフの弟が現イスラエル首相であるという因縁というか、未だ平和の道が見えない厳しい現実を見る思い。
劇中でウルリケ・マインホフの名前が登場してたんで、 「 バーダー・マインホフ 理想の果てに 」 を観ておくと時系列的にイイかも。
 
 いかにも政治活動に心血を費やすヒステリックっぽい女性を見事に醸し出していたロザムンド・パイクの存在感は見ごたえあり。
にしても本作を含め今年だけで出演作品4本が公開ってスゲェな。
他にダニエル・ブリュール、エディ・マーサン、 「 ジュリアン 」 の時とは逆に人道的な人だったドゥニ・メノーシェと欧州系の俳優さんたちも見ごたえあり。

2019年10月 5日 (土)

ジョーカー

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 アメリカ
 サスペンス & ドラマ & 犯罪
 監督 : トッド・フィリップス
 出演 : ホアキン・フェニックス
      ロバート・デ・ニーロ
      ザジー・ビーツ
      マーク・マロン
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 孤独で心の優しいアーサーは、母の 「 どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい 」 という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。
ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。
そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。
 
 何でも本国アメリカでは公開前からスゲェ騒ぎになってるらしく、それを証明するかのように各方面でも本年度のアカデミー賞の最有力候補に挙げられ、先日のヴェネチア国際映画祭では金獅子賞を受賞。
そこへもってきてホアキン・フェニックス & ロバート・デ・ニーロのクセ者ふたりの共演に、「 これを観ずして何を観る ? 」 ということで、いつも以上に張り切って観に行ってきた。
 
  孤独でコメディアンとしての成功を夢見る青年アーサー・フレックが如何にして悪のカリスマ、ジョーカーへと変貌していくのか? をただひたすらに描いたもので、「 バットマン 」 「 ダークナイト 」 のようにエンタメ性は皆無。
皆無ながらも、何時、何がきっかけで箍がハズれて狂気へ堕ちるのか? の緊張感は凄まじいうえに、貧富、格差社会そして利己主義の不条理な現実社会の中でもがく弱者の届かない叫びもエゲつないまでにリアル。 それ故の最後の全てを振り切り自信にあふれたアーサー = ジョーカーの姿の半端ない爽快感たるや。 1秒たりとも目も神経も逸らすことができずの圧巻の2時間だった!
  ラストでカウンセラーまたは尋問官相手に 「 すごいジョークを思いついた 」 のセリフは先の妄想狂から鑑みるに語られた生い立ちはすべて虚言であり、逮捕された経緯も地下鉄構内での殺人ではなく、1989年の 「 バットマン 」 で語られている通りウェイン卿殺害でパクられたと観ることもできる性悪説。 生い立ちも額面通り、ウェイン卿殺害もジョーカーに感化されたピエロ集団のひとりの犯行とも観れるの性善説でも受け取れることが出来てと、ジョーカーその悲しいまでの生い立ちに共感しまくっていたところに持って来てのこのパンチラインにしてやられた…というか感服の脱帽。
オレとしては89年版に帰結してるし、悪のカリスマであるならば前者の性悪説の方がジョーカーらしいかなぁと。
 
 コミックス然としたジャック・ニコルソン、ただひたすらその狂気が怖かったヒース・レジャーと歴代バージョンもヨカッタけれど、孤独と悲壮、もしかしたらそれすら嘘のまた新しいジョーカー像を創り上げたホアキン・フェニックスのジョーカーもこれまた最高。
そしてその演技にただただ圧倒されるばかりで、まさに独演会といったところ。
若い人はホアキン世代だから知ってる人も少なくなってきてるんだろうけど、オレとしては彼を観るにつけ兄貴のリヴァーが生きてたら今、どんな俳優さんになってたのかぁといつも思ってしまう…もう四半世紀も経つんだってさ…。

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