2022年12月31日 (土)

22年 劇場で観た作品タイトル Index

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   22年 劇場で観た作品タイトル Index

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2022年11月26日 (土)

サイレント・ナイト

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 イギリス
 コメディ & ドラマ
 監督 : カミーユ・グリフィン
 出演 : キーラ・ナイトレイ
      マシュー・グード
      ローマン・グリフィン・デイヴィス
      アナベル・ウォーリス
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 田舎の屋敷でクリスマスのディナーパーティーを催したイギリス人夫婦の サイモン と ネル 、彼らの息子 アート たちのもとに、友人たちが家族を連れて集まる。 12人 の男女が久々の再会を楽しむその宴は、あらゆる生物を死滅させる謎の猛毒ガスが地球全土に広がり、明日にもイギリスに到達しようとする中で開かれた最後のパーティーだった。
 
 生物を死滅させる謎の猛毒ガス云々よりも、なんなのっぴきならない状況下で繰り広げられる内輪もめの様相に 「 こっちの方が遥かに地獄っぽいじゃん♪ 」 と、期待で背筋をゾクゾクさせるものが強くありってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 終末のクリスマスパーティーに集まった、ひとクセもふたクセもある面々によって繰り広げられる内輪もめの不穏な空気は、クソな親類同士の言い争いを外から眺めて笑うのが好きなオレとしては背筋をぞくぞくさせられる。 ロシアが毒ガスを撒いた、グレタさんと環境破壊、格差社会といった社会的テーマ、そしてちょいちょいブッ込んでくる王室批判めいた物言いなんかは英国らしいブラックジョークさがあってオモシロかった。
 後半に入り、本題の不本意な死を目前にしての苦しまずに死ねる安楽死薬を飲むか否かの選択の議論、個人の尊厳、恐怖をひた隠し浮つく大人に対して冷静に物事を考える子供との対比と、一気に緊張が高まりそれまでのコミカルな空気感はどこへやら?
また、コロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻と昨今の社会情勢に符合するものが多かったりもして前述のぞくぞくとは違い恐怖で背筋をぞくぞくさせられるれた。
そんなこんなで、いろいろと考えさせられもすれば、前後半で違うテイストのひと粒で二度おいしいオモシロい作品だったけけれども、可もなく不可もなしが正直なところ。
 
 「 ジョジョ・ラビット 」 同様に ローマン・グリフィン・デイヴィス 少年は快活だけど繊細な役どころが巧いと感心させられる。
リリー=ローズ・デップ って ジョニー・デップ と ヴァネッサ・パラディ の娘さんだったのか。 思いっきりお母さん似だな。
何にせよ、お母さんの 【 空き歯 】 が似なくてヨカッタと思う。

2022年11月20日 (日)

ザ・メニュー

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 アメリカ
 ホラー & サスペンス & コメディ
 監督 : マーク・マイロッド
 出演 : レイフ・ファインズ
      アニャ・テイラー=ジョイ
      ニコラス・ホルト
      ジョン・レグイザモ
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 予約が取れないことで有名なシェフが提供する極上メニューを目当てに、孤島のレストランを訪れた カップル 。
素晴らしい料理の数々にカップルの男性が感激する一方で、女性は言いようのない違和感を抱く。
店内が不穏な様相を帯び始める中、シェフ自慢のメニューには、思いも寄らないサプライズが用意されていたのだった。
 
 ストーリーもさることながら、華やかさと渋さのある豪華なキャスティング、取り分けて アニャ・テイラー=ジョイ に惹かれるところが大きく、公開を楽しみにしていた作品ってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 集められた外見と中身が伴わない連中の死をもって完成とするメニューの意図はまぁ解らなくもない。 ねぇけれども殺す理由が極めて薄味 ( 大学を奨学金を貰わずに通ったが故はさすがに理不尽すぎる ) だし、シェフの下で働く料理人たちの志望動機というか存在理由が全くもってナゾ… さしずめ アガサ・クリスティー の 「 そして誰もいなくなった 」 ってぇところなんだけれども、終始そんな感じだからオモシロかったような、そうでないような。 監督が意図するところやテーマが解ったような、そうでないようなに… それでもまぁ途中でオチることもなく最後まで楽しく観られたことを思えば、それなりにオモシロかったってぇっことになるのだろう。
 超高級レストランにおける液体窒素だの何だのともはや料理なのか、化学の実験なのかよう解らん料理を目にする機会がふえた。
これを美味なるもの、芸術と賞している世界に マッ〇 や 吉〇家 と安価で安定の味を求めがちな根っからの庶民舌のおれとしては理解の及ばない世界である。 そんなワケで解らないなりに料理界への皮肉や食の本質とは何ぞね?を謳っているのかなぁ?と。
 
 アニャ・テイラー=ジョイ もヨカッタけれども、それ以上に ニコラス・ホルト のサイコパスっぷりが光る。
それはそれとして、「 ヒルナンデス 」 で紹介されていた 「 イクラに裏ごししたイクラのソースをかける 」 & 「 トンカツを塩で 」 & 「 イタリアン風おでん… ポトフやんッ! 」 と 「 渡部のアホ 」 を全力でディスっていた中川家のしゃべりを思い出す。

2022年11月19日 (土)

ザリガニの鳴くところ

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 アメリカ
 ドラマ & ミステリー & 文芸
 監督 : リヴィア・ニューマン
 出演 : デイジー・エドガー=ジョーンズ
      テイラー・ジョン・スミス
      ハリス・ディキンソン
      デヴィッド・ストラザーン
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 6 歳のときに両親に捨てられた少女 カイア 。 ザリガニが鳴くといわれるアメリカ・ノースカロライナ州の湿地帯でたった一人で育ち、自然から生きる術を学んだのだった。 ある日、その湿地帯で青年の変死体が発見され、カイアに殺人の容疑がかけられる。
そして、法廷に立った彼女の口から語られたのは、想像を絶する半生だった。
 
 書店で本書のタイトルを見たとき 「 ザリガニって鳴くのなかいな? 」 と思ったことを思い出す。
それはそれとして、 21 年の本屋大賞の海外小説部門 1 位を獲ったこともあって、原作ともどもスゲェ気になっていた作品ということで、かなり期待値も高めの心持ちなか、張り切って観に行ってきた。
 
 今回は珍しく原作未読での鑑賞となった。 それはそれとして、さすがは 本屋大賞海外部門 を獲るだけのことはある。
犯人、事件の真相はもちろん気になるところだけれども、その辺のことをどうこうではなく、生まれや育ち、先入観、噂による偏見と差別、孤独に立ち向かうひとりの少女の切なく残酷な青春譚の趣。 その静謐で文学チックな語り口調はまるで往年の トマス・H・クック の 「 記憶 」 シリーズの一篇を彷彿させるものがある。 ただ、受け手側に託すラストは決してキラいじゃあねぇし、オレ的には 「 もはやどうでもいいよ 」 だけれども、人によってはモヤっとするのもまた事実。
 「 思ったのと違う 」 の意見を多く目にする。 まぁ実際ミステリーとして紹介されてるし、事実ミステリーではあるんだけれども、原作を読んでいるか否かで当初の印象が大きく違ってくるみてぇだ。 オレ的にはイイ意味で肩透かしをくらったってぇやつで何ら問題なし。
原作を読めばまた違った感想になるかも知れねぇんで、機会があれば原作を手にしてみようと思う。
そんなこんなで、物語同様に湿地や博物画も美しく、好きな作風とうことも手伝って概ね高評価といったところ。
 
 お初となる主人公 カイヤ 役の デイジー・エドガー=ジョーンズ だけれども、カワイイのはもちろんとして、かなり存在感を発揮していて、今後の活躍が楽しみと思える女優さんのひとりになりそうな気配。
弁護士役の デヴィッド・ストラザーン も抑えた演技にもかかわらずの存在感でさすがといったところ。

2022年11月18日 (金)

乃木坂46 【 何かひさびさ 】

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    「 今年に入って 6 回目の当選だけれども
          何かひさびさな気がする。 」
 
  先日の 「 真夏の全国ツアー 」 以降に開催された、 30th SG アンダー
 ライブおよび まあや ( 和田まあや ) の卒業セレモニー、ちま ( 樋口日奈 )
 の卒コンと立て続けに落選したこともあってか、なんかエラいひさびさの当選
 のような気がしてならない。
  それはそれとして、今回のアンダーライブは まあや の卒業をはじめ、推し
 である たまちゃん ( 阪口珠美 )、 やんちゃん ( 金川紗耶 )、はやし ( 林
 瑠奈 )、ゆみきちゃん ( 弓木奈於 ) と推しがみな選抜へ昇格したことで不
 
在となってしまい、何となくアンダーの戦力も魅力も半減してしまった感が否めなくある… せめて、新たに加入した 5 期生を参加させてほしくあったかなぁと。 まあや の存在感がズバ抜けていたことは重々承知も、いざ抜けたら抜けたで選抜 & アンダーと全てにおいて半減するとは思ってもみなかった… 推しのひとりとしてはウレシく思う反面、まだまだ在籍していて欲しかったなぁと。
まぁ何にせよ、 推しの はづき ( 向井葉月 )、れのちゃん ( 中村麗乃 ) を全力で応援、ライブを全力で楽しむことに変わりはなし。

 

2022年11月13日 (日)

ドント・ウォーリー・ダーリン

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 アメリカ
 サスペンス & ミステリー
 監督 : オリヴィア・ワイルド
 出演 : フローレンス・ピュー
      ハリー・スタイルズ
      オリヴィア・ワイルド
      クリス・パイン
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 完璧な生活が保証された理想の街 ビクトリー で、愛する夫 ジャック と暮らす アリス 。
この街には 「 夫は働き、妻は専業主婦でなければならない 」 「 街から勝手に出てはいけない 」 といったルールが定められていた。
あるとき、隣人が見知らぬ男たちに連れ去られるのを見かけて以降、彼女の周りで不可解な出来事が頻発するようになる。
精神的に不安定になり周囲から心配されるアリスだったが、あるきっかけから街の存在に疑問を抱き始める。
 
 本作を含め、最近でいうと 「 ビバリウム 」 といった作品を ユートピアホラー というらしい。
どういうカテゴリーであれ日常に潜むちょっとした狂気や歪みを描いた作品は好きなんで歓迎といったところ。
そんなワケで張り切って観に行ってきた。
 
【 ネタバレ要注意 】
 誰しも憧れる上流生活が保障される完璧な世界。なれど一元化されたライフスタイルを強要され従うことに疑問を持ち始めたことから不穏な雲行きへの展開は緊張感があり、「 男は仕事、女は家 」 の男性の古き良き家庭、女性のあり方への幻想に対する痛烈な皮肉や社会性も感じらる。 また映像と音楽、50 年代あたりのポップな雰囲気のセンスも良く、これから逆転現象が起きそうなオチもかなりオモシロくあれど、その幻想が思いのほかバカ & 負け犬の主張であったことで、それまでの不穏さがどこへやら? 何だかんだで全体的に ガツっ! としたインパクトに欠ける印象で、オモシロいのに何かもったいないの感情が勝るといったところ。
  N・キッドマンの 「 ステップフォード・ワイフ 」 をはじめ、その他を挙げていたらキリがねぇんでいちいち書き記さねぇけれども、パッと思いつくだけで 4~5 本の類似作品の名がポンポンポ~ンと出てくる。 この辺の既視感が何かもったいないと思わせる最大の要因なのかも知れねぇ。 そういった意味ではどれだけ類似作品を探せるかの楽しみもあるかなぁとも。
 
 フローレンス・ピュー って 「 ミッドサマー 」 の女優さんだったのね。 どこかで見たことがあるようなないようなで終始モヤモヤとしてたんだよねぇ… これ機にしっかりとその名前を憶えておくとしよう。 旦那役の ハリー・スタイルズ も同様で、ワン・ダイレクション のメンバーのひとりだった人ね。 ソロ活動でもヒット連発の絶好調のようでなにより。

2022年11月12日 (土)

左様なら今晩は

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 日本
 ロマンス & コメディ & ファンタジー
 監督 : 高橋名月
 出演 : 久保史緒里
      萩原利久
      小野莉奈
      永瀬莉子
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 同居していた恋人に別れを告げられたサラリーマンの 半澤陽平 の部屋に、愛らしい女性の幽霊 愛助 が現れる。
この部屋の元住人で彼のことを観察していたという愛助は、 「 優しいふりして面倒なことから逃げているから、恋人にも逃げられた 」 といきなり説教する一方で、生きている間に恋愛経験がなかったという彼女は男女の交際について陽平を質問攻めにする。
そんな愛助が煩わしく除霊しようとする陽平だったが、普通の女の子と変わらない彼女と過ごすうちに心境に変化が生じる。
 
 乃木坂46 現メンバー くぼちゃん ( 久保史緒里 ) 初主演の本作。
正直なところ 乃木ヲタ の間では人気上位も オレ的推しランキング でいえば 中の中 といったところなんで、どうしてもってぇワケじゃあねぇんだけれども、まぁ 乃木坂 だし観ても損はねぇかなぁってぇことで取りあえず観に行ってきた。
 
 何かにつけて雑というか、足りないもの多しの印象。 もうちょいふたりの心のあり様を深掘りして欲しくあったけれども、それほど目くじらを立てるほどヒドいってぇワケでもねぇし、雑さも良く言えば適度なユルさといったところで、そこそこ心地が良くあったりもしたんでどちらかと言えば好きな作品。 要はオレを含めた 乃木ヲタ 取り分けて くぼちゃん 推しが 「 くぼちゃん を観られてヨカッタ♪ 」 と思えればそれで万事 OK といったところだし、そもそも タイムリープ ( 舞台も奇しくも尾道だし )や 幽霊と人間 の青春ロマンス譚はよほどすっとボケた演出をしない限りはそこそこ好印象で終われるのよと。
 
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  劇中 「 出て行ったから、出てきた 」 のセリフになるほどだから 「 左様なら今晩は 」 な
 のかと変なところで妙に感心してしてしまった。
  それはそれとして原作にはないとしても、サンダルを履いてデートするエピで、 実際のと
 ころ幽霊だから靴擦れはしねぇとしてもそこは、 くぼちゃん 3 期生楽曲 「 思い出ファースト
  」 の 【 海沿いのボードウォークまで 君が口を利かなくて困ってる 新しいサンダルのせい
 か 靴擦れ 歩きにくくて 不機嫌モード~♪ 】 の演出のひとつあってもと。
 
  思いのほか くぼちゃん ( 久保史緒里 ) の演技がヨカッタ。 まぁ初主演といってもそれは
 は映画の話であって、舞台経験は現乃木坂メンバーのなかではトップクラスの実績だから
 何ら不思議ではないわな。
 劇場に劇中で くぼちゃん が身に着けていた衣装が展示されていた。 柵を乗り越えて是非
 とも 【 おニオイ 】 の方を嗅ぎたかったのだけれども、その一線を越えてしまうと元には戻
 れなくなってしまうので、やむなく諦めることに…。
 これが たまちゃん ( 阪口珠美 )、 はづき ( 向井葉月 ) そして よだちゃん ( 与田祐希 )
 のであれば、間違いなく一線を越えたことと思う。

2022年11月 6日 (日)

「 ぶらり湯らりスタンプらり~ 2022 」 コンプリート!

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 今年も江戸川区の銭湯組合が主催する、区にある全 32 ある銭湯のうち 20 ヶ所を回るスタンプラリーが開催。
今までであれば、コンプリートすれば全員に景品の お湯の富士 のバスタオルがもらえたのだけれども、今年から先着 900 名となってしまったもよう。 スタートを切るのが半月ほど遅れたこともあって、コンプしても貰えねぇかもと焦ったけれども、何とか余裕で全景品を Get することができ、ヨカッタ、ヨカッタ。
正直 がま口 はいらねぇんだよなぁ… 前回のようなエコバッグとか、銭湯に持っていく大きめの巾着みてぇなのが欲しい。

2022年11月 5日 (土)

アムステルダム

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 アメリカ
 サスペンス & コメディ
 監督 : デヴィッド・O・ラッセル
 出演 : クリスチャン・ベイル
      マーゴット・ロビー
      ジョン・デヴィッド・ワシントン
      アニャ・テイラー=ジョイ
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 1930 年代のアメリカ・ニューヨーク。 医師の バート と弁護士の ハロルド 、アーティストの ヴァレリー は第 1 次世界大戦の戦地で出会い、終戦後にアムステルダムで友情を確かめ合っていた。
ところが、 バート と ハロルド が殺人事件の容疑者となってしまい、 3 人は無実を証明するため、ある作戦を企てる。
 
 実話ベース、陰謀、そして豪華すぎるキャスティングとなれば惹かれないワケがなし、それなのにどういうワケか上映館数が思いのほか少なくいことに一抹の不安を覚えるも、やはり期待値のほうが遥かに大きくあるってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 第一次世界大戦直後にもかかわらず、水面下では着々と次の大戦に向けての準備がなされている当時の不穏な空気感や、戦争を金儲けの手段としか見ていないアメリカに潜むファシストに協力する有産階級による陰謀の実態と、本来であればピリついた緊張感のあるシリアスな展開なところを、思いのほかポップな雰囲気で綴ったことで、やや難解な陰謀の仕組みが解りやすくなりヨカッタかなと。
 なれど並行する友情劇や愛どうこうにいまいちピンとく来るものがなく、ポップな雰囲気のワリには偏平足な展開に中盤では深淵にオチかかったりもし、決してつまらないワケじゃあねぇけれども諸手を挙げてオモシロかったとは言い切れず…。
何にせよ、この一連の出来事をこのキャスティングでシリアスな史実、実録ものとして観てみたい気はする。
 
 なんか豪華すぎるキャスティングに騙された… とはいかないまでも、そこに釣られすぎたのは否めねぇはなぁ。
とは言え、クリスチャン・ベイル の芸達者ぶりと、デ・ニーロ の圧倒的な存在感、そして アニャ・テイラー=ジョイ の可愛さを思う存分楽しめたんで、まったくもって文句なし。

2022年10月29日 (土)

貞子DX

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 日本
 ホラー
 監督 : 木村ひさし
 出演 : 小芝風花
      川村壱馬
      西田尚美
      池内博之
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 全国で 「 呪いのビデオ 」 を見た人々が突然死する事件が発生する。
IQ200 の大学院生である 一条文華 は、妹がそのビデオを見てしまったことを知り、ビデオにまつわる謎の解明に挑む。
 
 期待させるものは皆無も皆無のまた皆無… 大スカしなのは、まぁ間違いのねぇところなんだけれども、何だかんだ言って昔からロングの黒髪の 貞子ちゃん はスゲェ気になる存在なんでねぇ。 そんなワケで 【 玉砕覚悟 】 で張り切って観に行ってきた。
 
 19 年に公開された 池田エライザ 版の 「 貞子 」 では 【 撮ったら死ぬ 】 に設定変更されていて、今の世 SNS 時代なのだから素直に 【 拡散 = パンデミック 】 でイイじゃないと首を傾げたことを思い出す… 期待はしてねぇと言いながらも、本来の 【 ビデオを見たら死ぬ 】 に戻し、そこに SNS によるパンデミックを取り入れたことで新しい恐怖を期待したんだけれども、きちんと練り切られてねぇようで、今回もまた 貞子ちゃん の完全デジタル化は失敗… 常々言っているように例え VHS 程度のものであっても幽霊がデジタルを媒体とするのは端からムリがあるんだよ… それが今の世となってはなお更だなぁと。
 冒頭で 「 ホヤぼーや 」 と 「 某 Youtuber 」 という全くもって意味不明の演出の連続に早々に 非常警報 が鳴り響く。
その後は「 24 -TWENTY FOUR 」 ぽい演出やら、 IQ200 の設定も活かされてねぇ、終盤での引きこもり屋さんの計算式だか解析だかの演出も意味不明だしの案の定で… まぁ 「 オカルトをエンタメとして提供 」 のようなことを劇中でも言っていたように本作もホラーではなくコメディエンヌの貞子ちゃん として観ればそれなりになんだろうけれども、それこそ VHS で観ていた世代としてはやっぱり 貞子ちゃん は 貞子ちゃん であって、その 貞子ちゃん で怖がらせて欲しいのよッ!と。
 
 小芝風花 と 静岡のおじさん のカワイさだけが光ってたな。
相棒となる占い王子がまぁ徹頭徹尾ウザい、ウザ過ぎる。 どれだけ情緒不安定なんだよ、ある意味 貞子ちゃん よりヤバいぜ…。

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