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2018年12月31日 (月)

18年劇場で観た作品タイトルIndex

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 18年、劇場で観た作品のIndexです。

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2018年1月14日 (日)

ホペイロの憂鬱

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 日本
 ドラマ&ミステリー
 監督:加治屋彰人
 出演:白石隼也
     水川あさみ
     永井大
     郭智博


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 サッカーチーム、ビッグカイト相模原のホペイロ(用具係)を務め、忙しい毎日を送っている坂上栄作。
選手のスパイク管理が本来の仕事なのだが、なぜかスポンサーからの援助金の減額、広報用ポスターの盗難、敵チームのスパイ潜伏といったトラブルの解決を押し付けられてしまう。
J2昇格の懸かっている決戦の日が迫る中、何かと口うるさい広報らと力を合わせながらそれらの問題に対処しつつ、ホペイロとしての職務も全うしようとする坂上だったが…。

 正直なところ物語がオモシロそうだからというワケではまったくなく、背景にある日本においてJ3というプロサッカーリーグ3部において、J1のビッグチームとくらべて圧倒的にハード&ソフト面で小規模とするサッカークラブチームの実情とあり方のほうに興味があってというワケで張り切って観に行ってきた。

 広報用ポスターの盗難、監督が大事にしているクマのぬいぐるみの紛失と劇中繰り広げられるトラブルを織り交ぜてコミカルに描きつつもスポンサーからの援助金減額、ピークを過ぎた高額の有名ベテラン選手の存在、J2昇格という上のカテゴリーに見合った補強にともなう現契約選手&スタッフの大量解雇、そして身売り問題と歴史が浅く組織としても発展途上のチームの実情を思った以上にしっかり描いていた国内リーグ好きとしてはかなり見応えのあるオモシロく感慨深く観られる作品だった。
 まぁ実際のところホペイロ(用具係)を常雇しているのはJ1とJ2の一部くらいなもので、J3でたとえ雇っていたとしても長期的に見れば真っ先に解雇されてしまうところだし、大事な仕事であるにもかかわらず雑用係と軽く見られがちでホペイロって思っている以上に損な役回りだなぁと。
また、先で述べた他の選手と比べて高額な年俸をもらっているにもかかわらず、ピークを過ぎて以前のような結果も出せない焦燥感と元日本代表という矜持、そして引き際も視野にいれての有名ベテラン選手の心のあり様や他のスタッフやゼロから支えたサポーターの存在が描かれいたあたりも好感がもてる。

 ビックカイト相模原はモデルというワケじゃないんだろうけど実際にJ3に所属するSC相模原がモチーフになっていることもあってこれらの物語りがリアリティに感じられた。対戦相手も富山(カターレ富山)、信州(AC長野パルセイロ)とこちらもモジったチームが登場して観ていてとても楽しくあった。
主人公の白石隼也はあまりピンと来るものなかった…脇を固めた球団社長の菅田俊と真の雑用係の川上麻衣子のベテランの存在が光る。菅田俊って強面なのに本作のような人のイイ役が似合うしまた巧いからスゲェ。

2018年1月13日 (土)

目撃者 闇の中の瞳

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 台湾
 サスペンス
 監督:チェン・ウェイハオ
 出演:カイザー・チュアン
     ティファニー・シュー
     アリス・クー
     クリストファー・リー


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 新聞社の実習生シャオチーは、2007年のある晩、山道で当て逃げ事故を目にする。雨の中、シャオチーが駆けつけると被害者側の運転手は死亡し、助手席の女性も虫の息だった。それから9年後、花形記者となったシャオチーは、取材の帰りに中古で購入して間がない愛車をぶつけてしまう。その車を修理工に見てもらったところ…。

 台湾産の青春恋愛譚&群像劇が大好物なもんだから台湾映画を観るとなると8割がたコレらの毛色の作品がを占めている。
そんななかにあって珍しく台湾産のサスペンス劇というだけではなく、本国台湾で大ヒットしたうえにあちらの映画賞「金馬獎」で5部門にノミネートされたとのことに否応もなしに食指が伸びてというワケで張り切って観に行ってきた。

 購入した中古車がいわく付…それも手前ぇが9年前に目撃した事故の当事車…もぅこの設定だけでも十分に不気味なところにその9年前の事故の真相解明のエピのスリリングさが加わりその緊迫感はかなりもの。おまけに「我は神なり」同様に主人公のシャオチーをはじめとする登場人物ダレひとり好感が持てないところに持ってきて、過去、嘘、疑惑不信に満ちた彼らの言葉と行動のひとつひとつで真相が目まぐるしく二転三転し、その都度あらたな事実が明かされてとけっこう気ぜわしい。
 終盤にはいると唐突にシャオチーを襲撃してくる人物が登場し物語はあらぬ方へ向かいはじめ「何じゃこりゃ?」と思うもここから一気呵成に伏線回収がはじまり、ほつれた糸を見事に一本に縒って真相へ導き、最後はまさかのホラーのテイスト、そして大団円を迎えたのちに真の真相が…は圧巻。
 調査の手がかりとなる高級茶葉の行は中国語圏のお国柄が出ていて興味深い。そういえば「瞳の奥の秘密」でも「顔や住所は変えられても好きなサッカーチームは変えられない」とサッカー大国アルゼンチンらしい演出があったっけ。思いのほかこういうところでお国柄を窺えたりしてオモシロい。

 妻夫木くんに2~3発パンチをかました風貌で役柄のインパクトによるところ大かもしれないけれど、登場した誰よりも強い印象をのこした主人公シャオチーを襲撃するウェイ役のメイソン・リーってあの巨匠アン・リー監督の息子さんとのこと。
日本に限らずハリウッド、香港でも二世が出てくるも大多数がコレといってパっとしないなかにあってメイソン・リーは期待させるものがあるんでガンバって欲しくあるかなぁと。

2018年1月 7日 (日)

キングスマン : ゴールデン・サークル

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 イギリス
 アクション&アドベンチャー&サスペンス
 監督:マシュー・ヴォーン
 出演:コリン・ファース
     ジュリアン・ムーア
     タロン・エガートン
     マーク・ストロング


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 謎の組織「ゴールデン・サークル」によって、ロンドンにある高級スーツ店を隠れみのにしたスパイ組織「キングスマン」の根城がつぶされてしまう。残ったのは、以前スカウトされて腕を磨いたエグジーと、教官でありメカ担当のマーリンだけだった。
二人は敵を追い、同盟組織の「ステイツマン」の協力を求めてアメリカへ渡る。

 18年シーズン開幕!!
映画初めの結果の良し悪しでその年の映画運を占うこともままあるんで作品選びはとても重要なこととしている。
今年も運よく英国紳士然としたスパイ2人組によるスピード感あふれるアクションと魅力的なアイテム数々で魅了させられた「キングスマン」の続編と華やかに開幕戦を飾るには持ってこいの作品ってぇことで張り切って観に行ってきた。

 冒頭のスピード感あふれるカーチェイス、キングスマンは独立機関だけれども同朋で女王陛下のスパイである「007」シリーズの「私を愛したスパイ」をオマージュした車が潜水したエピ、そして車内での格闘シーンで被写体と一緒にカメラも回ることで格闘を疑似体験できる演出は宣伝文句の「秒でアガる」に偽りなしで文句なしのスタートダッシュ!
それと同時に整理をし本作をもって一通りの区切りとしたためなのか?アーサーをはじめとするキングスマンのメンバーを途中退場させ、新たな仲間としてステイツマンを参入させるもオモシロさも魅力の面でも前作とくらべると気持ち温度差を感じなくも。
 前作の敵ボス、ヴァレンタインはサイコパス野郎ながらも「地球温暖化の最大の原因は人間にあり、なので間引きしましょう!」の狂った言い分に少なからず賛同できたのと同様に今回のサイコパス女子ポピーの言い分と大統領の採った麻薬患者一掃政策にも少なからず賛同。時として悪が世界を浄化するのかなぁともだし、こういう過剰な考えに賛同するということは右派に傾いているのかなぁとも思え少し怖くなってくる。何にせよ前作&本作ともにアクションに目が行きがちだけど何気に今の世界の在り方、流れを描いている作品でもあるなと。
 当初はダセぇと思えたウィスキーの投げ縄にあそこまで魅せられるとは思いもしなかったんだけど、よくよく考えてみれば大好きな中国武器の流星錘と同様だし、同監督の「キックアス」でヒットガールが見事なローピングを見せていたことを思えば我ながら今さらだわな。何にせよ「必殺仕事人」ばりにいろいろと仕掛けが施された傘にアタッシュケースの殺人小道具と使い手たちの魅力さたるやで最高。

 まさかマーリンが途中退場するとは思いもよらなんだ…武闘派の2人とくらべると参謀的な役割で派手さこそないけれど、最後にカントリーロードを歌いあげ死に花を咲かせて散った姿に漢を感じずにはいられない。かなり魅力あるキャラだったし、ジンジャーとイイ雰囲気になりそうな感じを期待もさせたりだったりだけにマジでもったいないし残念でならない。
もし続編があるとしたら肉体は滅んでも脳細胞が生きていてPCにアップロードされ【AI】つまり「トライセンデンス」化して復活もありかなぁと。

2017年12月31日 (日)

17年劇場で観た作品タイトルIndex

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 17年、劇場で観た作品のIndexです。

                                                                                         
     

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17年 劇場公開映画 ベスト10

 今年も例年の如く17年に劇場で観た作品の中から強く印象に残った10本と、期待したけど全力で裏切られた作品1~2本をゲロって、本年度の記事投稿を終えようと思う。
ってぇことで張り切って行ってみよッ!

【ベスト10 (*゚∀゚)=3 ムッハー 】

 1)、「我は神なり
 2)、「人類遺産
 3)、「わたしは、ダニエル・ブレイク
 4)、「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
 5)、「ラ・ラ・ランド
 6)、「希望のかなた
 7)、「エルミタージュ美術館 美を守る宮殿
 8)、「ヒトラーへの285枚の葉書
 9)、「パトリオット・デイ
10)、「あさひなぐ
10)、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
10)、「氷菓
10)、「ReLIFE リライフ

 今年のベスト10の傾向は社会派、実録系にドキュメント、そして欧州系の作品と例年になく多種多様に富んだラインナップとなり、そんななか韓国のアニメ映画「我は神なり」がシーズン途中までぶっちぎりで首位独走していた2位の「人類遺産」にさらに圧倒的な差をつけて17年のベスト1に。
10位群は普段ならほとんど劇場で観ることのないアニメ&コミックスの実写化ものなんだけれども、今年は好きな作品がラインナップしたことで足を運ぶこととなり、どれも思った以上によく出来ていて好印象だったことからまとめてランクイン。
 次点としては「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」「キングコング」「パワーレンジャー」のハリウッド勢の娯楽作品が大健闘。 その反面、海賊、変形ロボ、一部のマーベル系とバッサリ切り捨てることとなった作品も多々。

 期待をさせておいてそれを見事以上に裏切った作品に対しての【ドギャ━━(゚ロ゚;)━━ン!! 賞】と印象の強かった俳優さん&監督さん賞を発表。

Marika_5 【ドギャ━━(゚ロ゚;)━━ン!! 賞】 : 「関ヶ原
 【監督賞】 : ケン・ローチ 「わたしは、ダニエル・ブレイク」
 【男優賞】 : サモ・ハン 「おじいちゃん はデブゴン
 【女優賞】 : 乃木坂46 & 伊藤万理華 「あさひなぐ」

 【ドギャ━━(゚ロ゚;)━━ン!! 賞】は「関ケ原」に決定!!
短時間なのに膨大な情報量ゆえの早口、ゲームならまだしも戦国時代には登場しなかった弩を使用してみたりとこの監督さんのカブレたつくりはどうも…。

 監督賞はここのところコメディ作品が続いていた敬愛する巨匠ケン・ローチ監督が得意とする社会派ドラマで本領を発揮。
また今年はジョニー・トー監督「ホワイト・バレット」、エミール・クストリッツァ監督「オン・ザ・ミルキー・ロード」にアキ・カウリスマキ監督「希望のかなた」、ティム・バートン監督「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」、M・ナイト・シャマラン監督「スプリット」と例年にないくらいに集中して敬愛する監督さんたちの作品が公開されファンとしては実によろこばしい限り。
ホントだったらここにチャン・イーモウ監督も名を連ねたかったところなんだけど「グレートウォール」があまりにも感があったんでスルーしたんで今回は除外。
男優賞はジャッキーよりもアンディ・ラウよりも好きなサモ・ハン、女優賞は脳内ベスト10選考委員会において選考するまでもなく満場一致で乃木坂ちゃんたちに決定し、取り分けて今月末に卒業してしまった推しだった万理華に。
 削除されないように多少手が加えられてはいるけど親友さゆとのユニット曲のこちらを観れば万理華の魅力をきっと解っていただけるかと♪  。・゚・(ノД`)・゚・。 万理華ぁ~~ できればこちらも観てハマっていただければと…。

 というワケで今年一年、仲良くしてもらった皆さんホントに感謝×10であると同時に出来れば来年も仲良くしてもらえると幸いなんで来年もヨロシクお願いしやす。
いや~乃木坂…映画ってホントに素晴らしいやね♪

2017年12月24日 (日)

ヒトラーに屈しなかった国王

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 ノルウェー
 ドラマ&戦争&伝記
 監督:エリック・ポッペ
 出演:イェスパー・クリステンセン
     アンドレス・バースモ・クリスティアンセン
     カール・マルコヴィクス
     ツヴァ・ノヴォトニー

                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 1940年4月9日、ノルウェー。首都オスロに強大な戦力を持つナチスドイツ軍が侵攻し、主要都市は次々と占領されてしまう。
ナチスドイツ軍は降伏を迫るが、ノルウェー政府は拒否する。
その後ナチスドイツ軍は再度降伏を求めるべく、ドイツ公使と国王ホーコン7世への謁見を要求する。
国王は、ナチスドイツ軍に従うか、国を離れて抵抗を続けるか、国民と家族のために結論を出さなくてはならず…。

 ここ数年ありがたいことに「君の涙 ドナウに流れ ハンガリー 1956 」や「ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦 」で第二次世界大戦中&後の東欧の歴史を扱った作品が公開されるたことでそれなりに勉強できる機会に恵まれるも北欧に関しては未だに中立国とかエコ推進国程度でしかなく、そのなかのひとつであるノルウェーが大戦時、どのような立ち位置で、どのように立ち回ったのか?を後学のためにもと思い張り切って観に行ってきた。

 本来ならば政治に介入しないはずの当時の国王がナチス侵攻に対して降伏か?抗戦か?どちらを選んでも多大な犠牲はやむを得ずの大きな決断を下すまでの苦悩に満ちた3日間を描いた作品で、恐れながらも祖国のために銃を取る兵士たちの姿を前に王族であるというだけで逃げの一手しか打てないことにもどかしさと国王としての責任感にゆれるホーコン7世の人となりをかなり丁寧に掘り下げて描かれていて、この辺は【象徴】という日本の天皇陛下と同じ立ち位置だから何かと感情移入というか共感しやすい。淡々とした静かな作品ながらその場に居合わせた感覚になるドキュメンタリータッチのカメラワーク、戦闘&空爆シーンの緊張感の高さも素晴らしくかなり見応えのある作品だった。
 「ガルパン」を観て最近ようやくフィンランドはソ連との継続戦争のためにナチスに協力していたことを知り、本作でデンマークは早々に膝を屈し、逆にノルウェーはナチスに抵抗の姿勢を示したことを知り、同じ北欧でも置かれいている状況や立場で下される決断も違ってくし、その選択と結果が正しかったのか? 間違っていたのか?も解らずで感慨深くいろいろ考えさせられる。

 きっと思い過ごしなんだろうけれど、なんとなくここ数年この時期になると季節柄北欧の作品が公開され、その都度せっせと観に行っているような気がしてならない。
それはそれとして、17年シーズンの劇場鑑賞は本作をもって打ち止め。
最後の最後に大当りとまでは行かないまでも北欧の現代史を勉強でき、得るところも大きかった作品で終われたんで無問題!
まぁ、そんなワケで来年も素晴らしい映画に行き当たるとイイですな♪

【余談】
銀座での鑑賞後、その足で秋葉原のゲーセンへ赴いた際、上で述べた「ガルパン」に登場する継続高校(フィンランド系)チームの隊長ミカのコスプレをした人を目撃。
ちなみにUFOキャッチャー(久々の1000円以内)で知波単学園の西隊長のプライズをGET!

2017年12月23日 (土)

52Hzのラヴソング

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 台湾
 ロマンス&ミュージカル
 監督:ウェイ・ダーション
 出演:シャオユー
     シャオチョウ
     ミッフィー
     リン・チンタイ


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 バレンタインデー当日、生花店で働くシャオシンは朝から大忙しだが、共に過ごす恋人はいない。
一方パン屋に勤める職人のシャオアンは、店の注文品に紛らせて、ひそかに思いを寄せるレイレイに贈るスペシャルなチョコレートを作る。その後シャオシンが乗る車とシャオアンが運転するバイクが、接触事故を起こし…。

 舞台で観るミュージカルは大好きもこれが映画となると「サウンド・オブ・ミュージック」以外はナゼかあまり得意ではないところなんだけれども、欧米&日本以外のミュージカルは今までに舞台、映画ともに目にしたことがないこともあってそのもの珍しさと興味深さに惹かれて玉砕覚悟で張り切って観に行ってきた。

 タイトルに「52HZ」なんてあるからてっきりラジオが結ぶのストーリーかと思いきや、冒頭の小安の歌のなかに「クジラ」の歌詞を目にして「52Hzのクジラ」(発する周波数が他の個体と違うため仲間の群と出会うこともできないクジラ)のことで、なるほど本作は想いの人に出会えない、すれ違いと孤独な人たちを描いたものなのだなぁと感心。
 と、出だしは上々も三十路を過ぎでありながら恰好も若ければ恋愛に対しても夢見がちな主人公のひとりである小心に対して男目線で言わせてもらうと「二十歳そこそこの子ならまだしも、もっと現実な考えかたしろよ!」とツッコミたくなる痛いキャラだったことで前半はカラフルでポップな雰囲気とは裏腹に冷めた心持に…。
 中盤に入るとお気楽な大河と現実的な蕾蕾のカップルの結婚をめぐるややビターなテイストが絡んでくると展開にメリハリがでてきてグっと良くなると同時に思いのほか盛り上がった(レストランでのライヴシーンの一体感はなかなか)感じで、なんやかやで結構楽しむことができた。やっぱ青春恋愛譚はスイートばかりじゃなくビターも必要だな。

 主人公の4人は台湾では人気のある若手アーティストとのこと。
まぁお世辞にも美男美女が揃ったという感じではなかったけど、逆にそこが等身大というか親近感があって好印象。
取りわけてお気楽な音楽青年大河役のスミンの存在感が光る。

2017年12月17日 (日)

スター・ウォーズ / 最後のジェダイ

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 アメリカ
 SF&アドベンチャー
 監督:ライアン・ジョンソン
 出演:マーク・ハミル
     キャリー・フィッシャー
     アダム・ドライヴァー
     デイジー・リドリー


                                                                                     【物語】     (allcinema)
 レイア将軍率いるレジスタンスはファースト・オーダーの猛攻に晒され、基地を手放し決死の脱出を図る。
その頃、レイは伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーを連れ戻そうと説得を試みていた。
あるトラウマから心を閉ざし、ジェダイの訓練を請うレイに対しても頑なな態度を崩そうとしないルークだったが…。

 本シリーズに対してそれほど思い入れがないんで世間の評価や盛り上がりほどにウェイトを置いていないし、正直なところ半ばもう惰性ぽくなってきているけれども、そこはやっぱり腐っても何とやらで40年かけて綴られてきている一大叙事詩を見逃すもの惜しくもありの思いも強くありなんで何はともあれ観に行ってきた。

 レイとカイロ・レンが互いに立場を明確にしたあたりや、ホルドー中将の特攻やローズの自己犠牲、そして多くの犠牲を目にして新たな優秀な指揮官として成長するポーと、過去エピをなぞっただけの感が強くあった前作の「EP7」とくらべると見応えがあったけれども、パートによっては中途半端、これどういうことだ? 必要なのか?と思え、これらひっくるめて長尺のワリに進んだのはほんの僅かで何となくコレといって目を惹く展開がないスローペースなマラソンや駅伝を観いている感が無きにも…。
 また、ラストの厩舎で虐げられる少年がフォースの片鱗を垣間見せるあたりなんかはまるで〇ンダム最終話でカツ・レツ・キッカの3人が次世代のニュータイプの可能性をうかがわせる演出を思い出し、レジスタンス精神が芽吹いているはイイけどフォース云々となるとあざと過ぎてちょっと。あざといと言えばチューバッカの新たな相棒となるポーグは愛くるしくはあるけど第2のイウォークって立ち位置なんだろうけど、これも何となくピ〇チューを意識してんじゃね?の邪推がはたらく。
まぁそんなワケで、思うことは多々あれどそれほど退屈さは感じられることのない、コレといって語ることのない作品だった。

 強烈なキャラが見当たらないなかにあって優秀な指揮官として最後に男気を見せた?ホルドー中将役のローラ・ダーンの存在感が光った。そして先日亡くなられたレイア姫役のキャリー・フィッシャーの冥福を祈る。
ところでアクバー提督はやっぱり戦死しちゃったん?

2017年12月16日 (土)

ガールズ&パンツァー 最終章 第1話

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 日本
 アニメ&学園&ドラマ&ミリタリー
 監督:水島努
 出演:(声の出演)
     渕上舞
     茅野愛衣
     中上育実


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 第63回戦車道全国高校生大会と対大学選抜チーム戦を戦い抜き、学園のピンチを免れた県立大洗女子学園。
3年生の卒業を前に生徒会の体制も新しくなり、戦車道チームの面々は穏やかな毎日を送っていた。
だが、再び戦車道の試合が行われることになり、相手はお嬢さま学校のBC自由学園に決まる。
このチームは機動力が高く…。

 大人気アニメ「ガールズ&パンツァー」の劇場版第2弾!!
前回の廃校処分騒動から2年、大洗女子学園にまた新たな危機が!!そしてシリーズ最終章(素直にこのシリーズで終わるとは思えんけど…)となれば観ないワケにはいかねぇ!
そんなワケで今回もあらたに登場する好敵手と仲間、車輛による迫力ある戦車戦を堪能すべく張り切って観に行ってきた。

 今回も何時もの通り大洗女子学園の廃校処分騒動かと思いきや、威張りん坊のワリにはかなりのポンコツの前生徒会広報の河嶋の留年阻止(正確には大学進学)のために復活した無限軌道杯で優勝しようというもので「なるほどそう来たか!」と思う反面、今までの廃校処分と比べると動機づけもインパクトも弱く感じられたのと、本作は全6作をもって1作とするため上映時間も約40分と短めのためTV版、OVAを観ている感じで劇場版という感覚は残念ながら薄い…。
 無限軌道杯1回戦はナゼかアヒルのフォルムが多いフランス系車輛を揃えるBC自由学園が相手。前回の劇場版で登場した継続学園の3人はフィンランド系ということでスナフキン&ムーミン&ミィをモチーフとし、名前もアキ&ミカのカウリスマキ監督兄弟からとっていたけど、BC自由学園はフランスということで隊長のマリー(アントワネット)を筆頭に安藤(アンドレ)、押田(オスカル)と「ベルサイユのばら」からと今回も小ネタの効いた設定で興味深い。
 大洗女子学園も学園艦の船底に存在する「大洗のヨハネスブルグ」から船舶科の不良生徒5人(サメさんチーム)が9番目の仲間として参加。この5人それぞれそんなにワルくはないけど設定が何となく雑だし、使用車両もイギリスの菱形戦車とこれまで第二次大戦時の車輛のなかにあって第一次時の代物と「なしてここに来て?」の思いは拭えず。同じイギリスなら「チャーチル」同様にお気に入りの「クロムウェル」のほうが好ましいかなぁ。それだと形状的にもサメさんチームにならんしね。

 いろいろ細かいところで多々思うところがあるけれども戦車が入り乱れての追走劇、砲撃戦に戦略戦と本戦が始まれば食い気味の大興奮!! 相手の罠にまんまと引っかかり(相手校の事前工作の妙があったから解らんでもねぇけど、あの地形を鑑みたらあの戦略はねぇわな…。)窮地に陥るもなんとか脱し反撃に打って出てとすっげぇイイところで第1話終了。
今のところいつ第2話が公開されるの情報が出ていない…せめて終了後に1~2分程度の予告があってもヨカッタかなぁと。

E090cc06_3F0fdd745 (左) クロムウェル巡航戦車
 (右) フィンランド軍 突撃砲 BT-42

 どうも巧く撮ることができない…クリックすれば拡大版が観れます。
もっと丁寧に墨入れしたほうがそれなりに見えるのは解ってるけど、まぁそんなワケであまり粗さがしはしねぇでくだされ…r(^^;)
今度は仏軍の「B1bis」戦車でも作るかな♪

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